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恐怖症74 ページ17

審「リリアデント蔵兎座、試合続行不可能と判断し……勝者3番コート中河内外道!」


コートに倒れた蔵兎座くんを外道さんが運んでいる。次にD2の試合が始まった。出てきたのは、白石くんと切原くん。相手は親彦さんと忍さん。

切原くんが2人に遊ばれている。赤目になっている切原くん。


白「……切原クン。安い挑発に乗ったらアカンで……」

切「……潰す」

白「切原クン!」

切「わ、わぁーってますって!痛いほどにね……」


2人のわかりやすい挑発に乗って血が昇っている切原くんを優しくなだめている白石くん。


「(……このままいくと、遅かれ早かれこの試合で出ちゃうかもね)」


しばらくすると親彦さんが切原くんに挑発する。


切「取り消せ。今のクソ発言。……ヒャッヒャッ」

白「切原クン!柳クンがどんな気持ちでキミを……」

切「ヒャッヒャッヒャッうるせーんだよっ!」

「……白石くん!?」


切原くんが振り落としたラケットが白石くんの腕に当たった。冷静さを取り戻した切原くん。包帯が取れた白石くんの腕からは金色が出てきた。試合が再開した。


白「さぁ、反撃しよな。き・り・は・らクン」

白石くんの包帯が外れてから試合の流れは5番コートに向いていた。忍さんが再び切原くんを狙ってボールを打つ。


「(……切原くんは強そうに見えて脆い。悪魔(デビル)化してしまえば、内部からそのダブルスが崩壊することに忍さんは気づいている。さて……どうするのかな)」

切「あんま調子乗ってっと……アンタ潰すよ」

「(悪魔(デビル)化しても正気を保てる様になったんだ……)」

白石「無駄多すぎやで、先輩方」


正気を保った切原くんと白石くんの完璧なショットで5番コートが勝利を掴んだ

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設定タグ:テニプリ , 新テニ , 跡部景吾   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:ちゃーきー | 作成日時:2024年2月15日 19時

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