【テニプリ】神の子恐怖症3 (ページ14)

今日:39 hit、昨日:51 hit、合計:3,538 hit

恐怖症71 ページ14

中学生の同士討ちから数日が経った。中学生も少しずつ入れ替え戦(シャッフルマッチ)に参戦していた。今日の試合に勝てば十さん以外5番コートは中学生で埋まる。

そしてそれは起きた。中学生が勝ち、5番コートは中学生で埋まった。

種｢まだ中学生(アイツら)の中でも実力の半分も出してへん奴(や)っちゃ何人もおるやろ。……徳川どー思う？｣

徳｢楽しそうですね。種ヶ島さん｣

種｢さよか｣

｢言った通り、面白いことになったでしょ？｣

徳｢確かにAの言った通りになったな｣

修さんはコートを指さした。

種｢言うてもここからはコートナンバーが1つ上がるたび、レベルがケタ違いにちゃうからなぁ。滅多に入れ替え(シャッフル)せーへんやろ？…ほうら｣

指した先には奏さん率いる3番コートの面々。4番コートに完封勝利していた。私は奏さんの所へ向かう。

入｢見ててくれたんだ｣

｢……さすがだね｣

歩いていると目の前には景吾がいた。

跡｢それ使えば俺たちも上位と対戦出来んじゃねーのか｣

入｢キミたちにこのコートはまだ早いかな。まずは鬼を倒してからおいで。キミたちにそれが出来たらね｣

微笑みながらそう言う奏さんが少しだけ怖く見えた。景吾は目を見開いていた。私は修さんの元へ戻る。

種｢……なんや、なんか感じ取ったんやろ？｣

｢……門が、開く｣

-数時間後、モニタールームでは

黒｢そろそろ門を開けたくなりましたか

……鬼十次郎｣