検索窓
今日:41 hit、昨日:51 hit、合計:3,540 hit

恐怖症68 ページ11

若のラケットが落ちる。そしてそのまま若側のコートに景吾が放った破滅への輪舞曲(ロンド)が入る。


審「ゲームアンドマッチ!跡部!47-45!」


ボールが落ちた所を見つめる若。どこか悔しそうな顔をしていた。景吾がラケットで優しく若を叩く。


跡「お前の、お前だけの氷帝コールを見つけてみろ」

日「……はい!」


景吾ど若の試合が終わる。近くを見ると、2人、人数が足りなかった。確か、越前くんと遠山くんだった気がする。一応探すだけ探そうと思い、その場から離れる。
しばらく歩くと、カズさんと十さんがコートにいた。誰かと打ち合いをしている。その相手が探していた越前くんと遠山くんだった。


「(へぇ、十さんの十字ラケットのガット切ったんだ。カズさんとも互角に打ち合ってる)」


止めることはせず、そのままさっきのコートに戻る。試合が順当に進み、最後の試合が終わった。


柘「以上で全試合終了とする。青春学園・越前リョーマ、四天宝寺・遠山金太郎の2名は試合放棄と見なし……脱落とする!」


柘植コーチがそう言うと抗議の声が聞こえてきた。私は手を鳴らす。


「ルールはルール。あの2人はそれを守らなかったそれだけの事実。それに、ここはお遊びの場じゃない。そんな甘くねぇよ」


そう言い残し、私はその場から去ろうとする。


柘「……どこへ行く」

「……齋藤コーチのところへ。それでは、失礼します」


柘植コーチへ一礼し、私はさっきのコートへ向かった。

恐怖症69→←恐怖症67



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
213人がお気に入り
設定タグ:テニプリ , 新テニ , 跡部景吾   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ちゃーきー | 作成日時:2024年2月15日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。