恐怖症59 ページ2
そしてついに、中学生がやって来る日。私はフードを被り仮面をつけている。エントランスに行くと修さんがいた。
種「おはよう、A」
「おはよう、修さん」
種「奏多たちがここにおってくれって」
「わかった」
そう言うと修さんはどこかへ行ってしまった。しばらくすると奏さん、十さん、カズさんが来た。
入「おはよう、A」
「おはよう。奏さん、十さん、カズさん」
鬼「声聞かないと誰かわからないな」
徳「声も変えるんだろう?」
「まぁね。でも姿でわかると思う」
入「そろそろ、来る頃だし行こうか」
私たちはコートがよく見える所に向かった。しばらくすると、中学生と高校生がコートにいた。するとボールが降ってくる。
黒「ボールを250個落とす。取れなかった者は速やかに帰れ_____と」
残る者を篩にかけている。私はボールを取った。
「ボール、取れたしここに残れるね」
入「いや、Aは別に取らなくても良かったんじゃないかな?」
「まぁ、一応中学生だから」
取れなかったのは全員高校生だった。すると、コートでは勝手に試合が始まっていた。高校生が中学生に負かされていた。
「あらま。……これ、止めないとまずいんじゃない?」
鬼「……行くか」
十さんがそう言うと、私たちはコートに向かって歩く。しばらくするとコートに着いた。
入「相手の力量も測れず戦うとは浅はかですね」
鬼「見苦しいぜ!ボールを取れなかった奴は帰んな!これ以上醜態晒すなよ!」
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作者名:ちゃーきー | 作成日時:2024年2月15日 19時