恐怖症35 ページ9
今日は、学校が休み。私は精市の元へ行くことにした。電車を乗り継ぎ、病院に着いた。精市の病室に行くとそこには弦ちゃんたちがいた。
「どうしたの?病室の前で……」
そう話かけている間、病室からは精市の泣いている声が聞こえた。
「……精市は先生から聞いたんだね。テニスがもう一度できる可能性を」
真「……知っていたのか、A」
「知ってたけど、隠してた。だって、精市にとってテニスがどれだけ大事なものか知ってるでしょ。それに、いずれ聞かされると思ったし。……精市のとこ行ってくるね。喧嘩になったら弦ちゃん、止めてくれる?」
真「幸村家の兄妹喧嘩を止めるのはすごい時間がかかるが……わかった」
「ありがとう。じゃあ、行ってくるね」
そう言って私は病室に入った。
〜Aが病室に入った後〜
切「あの人、幸村部長の妹さんだったんスね!」
蓮「双子の妹だ。テニスはしていない」
仁「そんなに大変なんか?幸村の兄妹喧嘩」
柳「確かに……そんな風には見えませんが……」
丸「……真田?」
ジ「震えてる……」
真「お前らは知らんのだ。幸村兄妹が喧嘩すると……同級生では手がつけれなくなるんだ。俺と幸村兄妹は小学校が違う。たまに、Aがテニススクールに来るときがあってな。そのときの喧嘩といったら……」
全「「(……幸村兄妹、怖い)」」
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月夜 - 初めましてこの作品を見ました。とても続きが気になります。更新頑張ってください。 (2021年10月15日 22時) (レス) id: f649cf9af2 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - 初めまして作品見ました!!続きの更新お願いします(土下座) (2020年3月11日 0時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃーきー | 作成日時:2018年10月20日 20時