恐怖症41 ページ17
それから自己紹介をされて練習が始まった。私はコートの外でパソコンを開いて情報収集を始める。コーチから大まかなデータは貰ったけど、もっと細かい所まで調べていく。
すると平等院さん……お頭が隣に座ってきた。お頭にスポーツドリンクを渡す
｢お疲れ様です｣
平｢……ありがとう。どうだ、ここは｣
｢……レベル、高いですね。中学生とはまた違った刺激があります｣
平｢テニス、やらないのか｣
｢兄がやってるから妹もやるっていう訳じゃないですよ。私は、プレイヤーよりこっちの方が向いてると思うので｣
平｢……負けてほしい相手がいるなら、誰かに負かしてもらうより自分で負かしてしまえばいい｣
そう言うともう一度お頭はコートに入っていった。ふと思った。
｢……お頭！｣
お頭を呼ぶと全員の手が止まった。お頭は私の方を向く。
｢……やります、テニス。相手の思い通りに事が進んでるっていうのが癪だし、自分で負かして終わらせたいんで｣
平｢……そうか｣
そう言うとお頭は修さんに何かを話している。話が終わると修さんがこっちに来た。
種｢A。テニス教えるからコート移動すんで｣
｢わかりました｣
そう返事して私は修さんと別のコートに移動した。
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月夜 - 初めましてこの作品を見ました。とても続きが気になります。更新頑張ってください。 (2021年10月15日 22時) (
レス) id: f649cf9af2 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - 初めまして作品見ました！！続きの更新お願いします(土下座) (2020年3月11日 0時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃーきー | 作成日時：2018年10月20日 20時
