恐怖症7 ページ9
榊side
侑「どういうことですか?それ」
向「ここで何とかしないとって意味がわからないです」
質問してくる忍足と向日。私は説明する決心をした。
榊「幸村Aには双子の兄がいる。名前は幸村精市」
全「……!!」
榊「昔は仲が良かった。だが、周りは2人を比べるようになった。『精市くんの方が何でも出来る』と」
宍「……仲良くしない理由は、みんなが兄と比べると思うってことですか」
榊「……そういうことだ」
私がそう言うと跡部は何かを考えた。そして、口を開いた。
跡「監督は、放課後ここに幸村Aを呼びましたか?」
榊「あぁ、呼んだが……どうした?」
跡「……今日、部活を休みにしてください。そして、俺たちがここで幸村Aをテニス部に誘います」
私は跡部の願いを聞いて、今日の部活をなしにした。
榊side end
貴女side
ぞろぞろとクラスの人が登校してくる。また、朝と同じ、黄色い歓声が上がった。
歓声を受けて教室に入ってきたのは……跡部景吾。
跡部財閥の御曹司……ね。大変そうだなという目で見ていた。
しばらくしてHRが始まった。連絡を受け、いつもと変わらない日常が始まった。
放課後に、私の運命が変わるとも知らずに。
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白銀水龍 - 久しぶりの更新ありがとうございます!これからも更新頑張ってください。応援しています! (2018年8月19日 20時) (レス) id: 0a595b5733 (このIDを非表示/違反報告)
アルテミス(プロフ) - 越知先輩が出てきたとき、思わず興奮しました!更新頑張ってください! (2018年8月19日 19時) (レス) id: 2cc54b766f (このIDを非表示/違反報告)
ちゃーきー(プロフ) - 不二&幸村さん» ありがとうございます!!頑張ります!! (2018年1月5日 10時) (レス) id: cee1235714 (このIDを非表示/違反報告)
不二&幸村(プロフ) - 面白いです!これからも頑張ってください! (2018年1月5日 7時) (レス) id: 3e41276baf (このIDを非表示/違反報告)
ちゃーきー(プロフ) - まきんこさん» ありがとうございます! (2017年12月20日 18時) (レス) id: cee1235714 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃーきー | 作成日時:2017年12月19日 23時