【ハイキュー!!】幻の背番号の選手の正体は不良少女でした！？【third】 (ページ2)

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合宿が終わったと思ったら
次はインハイ予選の準備

選手たちもマネの私も忙しい

あ「んじゃ、行って来まーす」

母「いってらっしゃーい」

朝４時に家を出る

朝練をしている日向と影山に付き会っていたら
こんな早く出る事になってしまった
・・・まぁ、楽しいからいいんだけど

？？「・・・お久しぶりです」

あ「・・・ッ！？」

家を出てすぐ、声をかけられた

横を向くと、忘れもしないあの男が立っていた

青い髪、青い目
そして何より、頬の傷

あ「んで・・・ここに居んだよっ！！！」

殴りそうになる手をグッと堪え、拳を握る

ここで
コイツを殴ったらインハイ予選どころじゃなくなる
もう、アイツ等に迷惑はかけたくない

？？「何でここに居る？・・・それは貴女も分かっているはずです
　ですが今回はあの方からの伝言だけ承りました

　＿＿＿もうすぐ迎えに行く、と申しておりました」

あ「・・・ッ」

？？「A様、いや、A

　もう俺等から逃げられないんだよ」

妖艶な笑みを浮かべる男

背筋がゾクッとする
この男、前にあった時よりも強くなってる

？？「・・・それでは」

軽くお辞儀をして帰っていく男の背中を睨んだ

あ「・・・ッ夕霧」

男＿＿＿夕霧の背中を私は睨み続けた

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ドンッ

田「おわっ・・・！」

あ「・・・」

西「おい、A？」

西谷がAの名前を呼ぶが
Aは黒板を見てボーッとしている

田「・・・おい」

トンッ

あ「ッ！！！・・・あぁ、龍か」

田中がAの肩に手を置くと
やっと気がついた様に、フッと笑った
おかしい
普段のAなら、なんだよっていうはずだ

田「おい、何かあったか？」

あ「・・・ううん、何でもねェ
　んじゃな、ぶつかってごめん」

そういうとAは行ってしまった

西「アイツ、大丈夫か？」

田「・・・」

Aの背中は
いつも以上に小さく見えた気がした