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第六十八話 ページ34

「暇。」


小鳥の囀りが響く。此所は森。
しかも皆大好き椚ヶ丘のE組の裏山みたいなの。


「あぁ………!ぁ…」


道を歩いていると、一人の少年が血を流して倒れていた。鬼の仕業…じゃなくてこの子は鬼。


「!君は?」


心配する振りをして、私は近寄る。瞳には鬼、下弦11と描いてあった。
無惨様の時とは違い、下弦の数字は15まである。


「…鬼に、鬼に此所を…」


そう言って腹の右側を見せる。綺麗に抉りとってあって、全然鬼の攻撃っぽくない


「……解ってるよ。君が鬼だってことは」

「?!」


吃驚している下弦の11。その黄色の瞳からは血が出ていた。


「うーん……まぁ良いや……私は鬼殺隊。でも、見る限り君は最近は人を食べてなさそうね。」

「!死ぬの…?」

「えぇ、死ぬの。でも、貴方は安心して殺してあげるわ」

「!……安楽死?」

「そんな所かな。じゃあ、斬るよ?」

「うん…」


こんな死ぬ希望がある鬼は初めて。まぁ、人を殺しちゃって人を心を取り戻したのかな。


「雪の呼吸、壱ノ型・雪蝶凛舞」


雪模様の蝶が舞いながら鬼にくっつく。そして数分後、トローンと溶けていた。

なんか、ナメクジみたい


「何をやっているのですか?!氷冬さん!」

「は?」


何か、殺せんせーがいた

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設定タグ:鬼滅の刃 , 中高一貴!キメツ学園 , 暗殺教室   
作品ジャンル:アニメ
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北条花乃(プロフ) - 夢色さん» 此方もすみません。うん、なんのことですか? (2021年8月18日 2時) (レス) id: e4f3595e5e (このIDを非表示/違反報告)
夢色 - 大変誠に申し訳ございません (2020年7月18日 7時) (レス) id: 8ca2256453 (このIDを非表示/違反報告)
北条花乃 - 抹茶タピオカ2号さん» 返信遅れてしまい申し訳ありません!そう言う事です! (2020年4月27日 14時) (レス) id: f2b3c3f0a1 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - 北条花乃さん» そおゆうことでしたか!とても面白かったです( ≧∀≦)ノ (2020年4月13日 15時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
北条花乃 - 抹茶タピオカ2号さん» 鬼信じないと言うよりかは、E組の裏山?に鬼が出ることを信じてないんですよ、ジャイアン(寺坂)達は。面白いと言うコメントありがとうございます! (2020年4月12日 19時) (レス) id: 8b18d0a838 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:北条花乃 | 作成日時:2020年3月18日 23時

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