私は仮暗殺者、本当は鬼殺隊です ２【暗殺教室】【鬼滅の刃】

第五十九話　※キャラ崩壊 ページ25

「…此処まで来たら……もう来ないわよね…ハァ…ハァ…」


現在路地裏。私はダッシュで此処まで来た。
いかにも不良が出てきそうだけど、まぁその時は踵落としするし…


「やっぱり此所にいたね。氷冬ちゃん」


最後に音符が付きそうな声が後ろから聞こえた。振り向くと、赤髪で蜂蜜色の瞳の赤羽さんがいた。


「！ｲｯ……！」


逃げようとすると赤羽さんに壁に押さえ付けられる。ドンッと近くに赤羽さんの顔があり、少し…ドキッとするわけ、ねぇだろうが。

まぁ恐怖でドキッとした。


「俺さ、一目惚れだったけど、病院での会話で少し嫌いになったんだ」

「それが何…まさか…」

「でもさ、まだ気持ち捨てられてないんだよね。だからさ…まだ、キスとかは良いよね？俺をこんなにもさせたんだから。」

「嫌よ。一目惚れとか嬉しいけど自分の問題じゃない…！んっ…?！」


頭を押さえ付けられて、唇に柔らかい感覚が当たる。
私が思ったことは、当たり前の事だった

＜恐怖＞

＜裏切ってしまった＞

＜罪悪感＞

その三つ。イヤと暴れても、赤羽さんは今まで見たこと無いくらいにキレていた。
その怖さで私の手足の力は息の様に抜けてしまった。

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