6話 ページ7
貴女side
A『そ、それでは。』
ｶﾞﾁｬｯ
ふぅ、疲れた。
食事中に、すごく皆の視線が痛かった。
あと、食事に毒盛ってませんでした？
ちょっとお腹が痛かったんですけど。
まあ、治ったけどさ。
結局、交流を深めるっていうのは難しかったな。
さて、部屋に戻りますか。
数分後、、、
此処どぉこ？←
広すぎて迷子になっちゃった。そういえば私、方向音痴だったな。
そういうとき、いつもアヤメに助けてもらってたっけ？
くぅぅっ！わからない！
いや、落ち着けA。どんな家でも必ず部屋はあるんだ。
思い出すんだ。この家について、まず此処が何階か知る必要がある。
先程階段を見たから一階ではないはず。いや、地下という可能性もある。
いやいや、地下で食事をするか？
しかもさっきの部屋に行くまでの道のりに階段は使わなかった。
つまり、あの部屋と私の部屋は、同じ階に位置する。
だから、階段を使う必要は、ないみたいね。
だったら大分絞れてきた。そうそう、なんかすごい絵画があったはず。
それをたどって行けばきっと行けるはず！←この間0.1秒
？「なにしてんの？」
！？
キルア「なんか、落とし物？」
キルア君か。驚いた。
キルア「もしかして、迷った？」
A『迷うわけないじゃない。一度歩けば道なんて覚えれるわよ！』
ここでバレてわいけないと本能が叫んでいる←
ていうか、今のでなんか引かれた気がするけど、気のせいか！
キルア「そうか、じゃあ。」
ｽﾀｽﾀｽﾀ
ふぅ、なんとかバレずにすんだ。
さて、部屋探し再開！
数十分後、、、
こ、此処だ！
ｶﾞﾁｬｯ
アヤメ「お帰り。随分と遅かったわね。」
A『い、いや、この家広すぎて、迷っちゃったんだよね。』
アヤメ「やっぱりか。」
A『やっぱりって何よ！予想してたなら助けに来ても良かったんじゃないの？』
アヤメ「円でも使うのかと思って。」
その手があったか！
クソッ！←
アヤメ「ていうか、お風呂入ったの？」
あ、、、
A『ハイッテマセン。』←
アヤメ「入りなさいよ。って、場所わからないか。」
A『その通り』
アヤメ「じゃあ、誰かに聞けば？」
それは私のプライドが許さない。←
でもな、風呂は入らないとな。
アヤメ「とりあえず探してみなさいよ。どうしてもわからなかったら聞いてみれば？」
まぁ、そうするか。
ｽﾀｽﾀｽﾀ
アヤメ「ちょっと！」
A『？』
アヤメ「私のご飯は？」
A『あ。』
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作者名：干しいもソムリエ | 作成日時：2022年3月28日 17時
