1話 ページ1
貴女side
ふぅ、
任務完了!
さすがに今日は疲れたな。
なんせ、パーティーに来てその主催者を殺すってのが依頼だったからね。
でも、もうこの仕事で最後。
さすがに嫌になってきたし、引退するんだよね。
さぁて、とりあえず帰りますか。
inA家
A『ただいま!って誰もいないよな。』
ふぅ、(何回ため息ついてんだろう)
さてさてご飯ご飯!
ピロン
おわぁ←
仕事用の携帯から鳴ったから無視無視!
どうせまた殺人の依頼だろ。
ピロン
ピロン
ピロン
ピロン
ピロン
あーもっ、うっさい!
ピッ
A『はい、、、』
?「そちら、【鈴蘭】の番号で合ってますか?」
やっぱり依頼か、、、
【鈴蘭】とは、私の通り名である。これを知ってるからね。依頼内容は殺人かな。
まぁ、関係ないけど。
執事「自分は、ゾルティック家の執事の者です。」
は?
ゾルティック家?
何でこっちに電話よこすのよ。殺人なんざそっちでやってりゃ良いじゃない。
なんでわざわざ。
A『えーっと、その。殺人の依頼ですよね?なんでわざわざこちらに?』
執事「いや、殺人の依頼では、ありません。別の依頼です。」
A『あの、うちは便利屋じゃあないので、他を当たってください。』
執事「いえ、貴女にしか頼めないことなのです。」
なんなんだよもう!
こっちはこれからマクド○ルド行こうとしてたのに←
執事「実は、我が家の三男の師匠をしてもらえないか。といった要件でして、、、」
A『はぁ、、、ということは、しばらく彼に教えるってことですか?』
執事「はい。」
冗談じゃない!
めんどくさいのよ。せっかく友達のところに行こうとしてたのに。
しかも、殺人の依頼じゃないからいいとかそういう問題じゃないのよ!
大体他の人を指導したことなんてないんだからね?
執事「報酬も出ます。」
ピクッ
A『ちなみに、いかほど?』
執事「一億ジェニーはつくかと」
一億!?
A『やります(真顔)。やらせてください。』
執事「では明日、早速よろしいでしょうか?」
A『はい!では!』
ピッ
?「まったくチョロいわね。Aは。」
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作者名:干しいもソムリエ | 作成日時:2022年3月28日 17時