愛さなければ…【赤羽カルマ】 (ページ38)

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前「風邪治った～」貴「よかった～」前「今日だっけDNA検査」貴「放課後だって、来る？」前「行く。24話」ページ38

陽斗が風邪をひいてから1日。

DNA検査の日。

殺せんせーには事情を説明し、お願いしておいた。

そんでもって、

赤「愛美は今日も可愛いね！」

奥「や、やめてください！恥ずかしい///」

あんなチャラ男を彼氏かつ兄貴と思いたくない！

兄貴かは決まってないけど。

前「A。これ、できるか？」

陽斗が渡してきたのは

貴「無理！」

そう、注射器。

私は殺せんせーがどうやって血を抜くのかちょっと怖くなったので、

注射器を頼んだんだが、

1人ではできない。

貴「ビッチ先生に頼むわ。」

前「俺もついてくよ。お前嫌いだもんな？これw」

貴「うるさい！もう…」

陽斗と職員室へ向かう途中。柱の後ろ

貴「あのさぁ。」

前「んー？」

貴「いきなりキスすんな！バカ！」

前「泣かないおまじないな？」

ガキじゃあるまい、そんなのできいたらすごいよ。

ちょっとふてくされながら、ビッチ先生のもとへ

貴「ビッチ先生～」ガラガラ

ビ「どうしたの？あんた達」

貴「注射やって？」

ビ「いきなりどうして？！」

殺「DNA検査をするんですよ。Aさんとカルマくん」

ビ「それなら、あのクソガキもしなきゃいけないんじゃ、」

ビッチ先生。それは正論。だけど、

殺「先生が特殊なかたちで摂取してきます。」

貴「それが怖いから注射器にしたの」

ビ「なるほどね」

そう言っている間に

ビ「はい。終わったわよ。」

貴「え？もう？！全然痛くなかった！」

ビ「そう。それは良かったわ。」

そう、優しく笑い、殺せんせーに注射器を渡した。

殺「あとはカルマくんだけですねー。」

前「いや、笑顔が怖いよw」

殺「それよりも2人とも、もう5限が始まります。5限中に摂取するので、気になるのでしたら、見ているといいですよ？彼の…」

右腕と言ってゆっくりと歩いて行ってしまった。

そういえば、

貴「私たちも戻らなきゃ。」

前「遅刻にされるかもな」

貴「それは嫌だわ！戻ろう！」

そして私たちはダッシュした！

5限に向けて…