愛さなければ…【赤羽カルマ】 (ページ32)

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それからと言うものの、カルマのことを考えながら陽斗のことも考えるようになった。

磯「おーい！A！起きろ！遅刻するぞ？」

前「はやくしろ。置いてくぞ？」

まぁ、朝は変わらないんだが。

貴「眠い。学校めんどい。いやだ。」

これの一点張りで、布団から出ない私。

前「磯貝、ちょっとリビング行っててくんね？」

磯「あ、あぁ」

なんで悠馬をリビングに？

前「さーてと、磯貝もいなくなったしAをイタズラしますかねw」

い、イタズラー！？

発想が子供っぽい。

前「まずキスして、あとあれしてこれして」

発想は子供だけど内容は大人だったー！

貴「お、起きるから、あれとこれはやめて。」

前「そうかそうか。」ちゅ

はいー！？！？！？

前「キスはダメと言われていないからなw」

しまった。言うの忘れてた。後者の方がやばすぎてw

前「はやく着替えてこい。あのタコが部屋覗きに来るかもよw」

それだけはいやだ。陽斗に覗かれるよりも

前「なんか失礼なこと考えてないか？まぁいいけど、はやくこいよ？磯貝が切れる前に。」

貴「はーい。」

ということで、私は陽斗の悪質なイタズラをされる前に起きることに成功しましたw

一方リビングでは、

ガチャリ。

磯「おー。どうだったんだ？」

前「俺を誰だと思ってるんだwバッチリだぜ！」

磯「前原だと思ってるけど。起こせたのか。あと顔少し赤いぞ？」

前「悪質なイタズラしようとしたからかな？恥ずかしかったんだよww」

ガチャリ

貴「ごっめーんw遅れた。」

磯「10分寝坊だなw」

前「急ごうぜ！」

そう言って私たちは家を出た。

陽斗の顔、赤かったけど、大丈夫かな…