【鬼滅の刃】私の息子がこんなに可愛いわけがない

#022 ページ23

卒業式



大号泣しました
周りの人は泣きすぎと笑われたけど



今日で火燈くんとはお別れだ
お別れとはいうが月一で会う約束をしてるけど



火「おいおい泣くなよA」
『だってもう毎日会えないんだよ』


卒業式が終わって一緒に帰っている
これも今日で終わりだ
一緒に並んで帰るなんてことはもう無いんだ
隣にいる火燈くんが急に立ち止まった





『どうかしたの？』
火「俺さ絶対に約束守るから
だからお前も守れよ」
『うん』
火「それとこれ」



火燈くんはモテる
それのせいか制服のボタンは全部なくなっていた



『なにこれ』
火「俺の第二ボタン
お前にやるよ」
『え』



第二ボタンとか人生で初めて貰ったんだけど



『私でいいの？』
火「いいに決まってんだろ
要らねぇの？」
『いる』



明日には旅立っちゃうのか



『最後に伊之助に会っとく？』
火「そうだな
おチビに言っとかないと次会ったとき何されるかわかんねぇからな」
『それは言えてる』



案の定
伊之助は駄々こねまくってた



伊「ヴー」
火「チビ離してくれ」
『そうだよ』
伊「やだ!!やだ!!まーとまだいっしょにいる!!」
火「伊之助」



火燈くんの脚を握って抵抗していた伊之助と同じ目線にしゃがんで頭に手を乗せる



火「俺はここから離れる
だから俺と約束して欲しい」
伊「やくそく？」
火「そ、約束
俺はここから離れる
お前の母ちゃんのことまもってやれない
だから伊之助お前に母ちゃんを守って欲しい
できるか？」
伊「かあちゃんをまもる!!!!」
火「指切りな」
伊「おれがんばる!!!!」




伊之助と約束して
次の日、火燈くんから心配LINEが大量に来た






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コソコソ話



Aは卒業式のあと何人かに告白され、
全てごめんなさいと断わった
ちなみに全員ブスだったそうです

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