審神者さん43 ページ44
転送装置のスイッチを入れ一人で厚樫山に飛ぶ。
着いたあと私は初めて来た時のルートでそこら中を歩き回る。
頂上、林道、坂道、河川敷、大樹の前…
大樹の前に着くと私は母様から渡された短刀を手に取る。
鞘から抜刀すれば如何にも切れ味の良さそうな美しい刀身が目に入る。
「母様はどうして短刀が嫌いなんだろう……何かあったのかな…
ふぅ、休憩は後にして長谷部探さなきゃ…」
刃を再び鞘に戻して腰に差す。いつでも抜刀出来る様に。
歩き続けて長谷部に抱きしめられたあの開けた場所に着いた。
しかしここにも何も無い。
私は再びどうしようかと道の真ん中で考え始めた。この先を進んでも良いのだが迷子になるのだけは勘弁だ。
「んんん…どうしたものか…」
「ｳｳｳ…」
唸る声が聞こえて後ろを振り向くと…
「っ…遡行軍…?!」
遡行軍が約2体程。
流石に2体じゃ戦術の無い私では歯が立たない。
(一体でも駄目だが。)
私はその場から走り出した。
私の向かう先は来た道とは逆の方向…
つまり まだ行った事の無い道だ。
そしてその先にも遡行軍が1体…
囲まれている。
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カルマ(プロフ) - ξ*‘ ｰ‘)<にゃんにゃんさん» ありました！ありがとうございます！後で手直ししてすぐ飛べる様にしておきますね！m(_ _)m (2017年1月24日 20時) (
レス) id: 9102114595 (このIDを非表示/違反報告)
ξ*‘ ｰ‘)<にゃんにゃん(プロフ) - えーっと、続編URLを入れる場所無いですか？ 下の方にあると思いますよ！ (2017年1月24日 19時) (レス) id: 40e1b72ab9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カルマ | 作成日時：2017年1月7日 17時
