浮き沈み七度 1 (ページ18)

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真夏のスコールページ18

じぇしいおの関係性の話。

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外は青空。雲は一つもなく、太陽がギラギラと輝いている。クーラーの聞いた部屋で、俺、Aはオフの一日を過ごしていた。

休日の過ごし方は、普段とあまり変わらない。

いつもと同じような時間に起きて、そこまで夜が深くない時間に寝る。
この仕事は体が資本、と、生活リズムを大きく崩すことはしない。

家事はめんどくさいが呼んでもいないブツが出るのも、においがするのも嫌。
それならその前に片付ける。
意外と几帳面なんだな、俺。
なので楽屋を片付けることも多い。
全く誰だよ散らかすのは。

午前中に家事を片付けたあと、無くなりそうな日用品の買い物を済ませる。そのうち午後になるので、ジムへ行き汗を流して、夕食はそのまま外で済ませる。それが今日の予定だった。
　
「あ」
そろそろジムへ出かけようとしたところだった。
窓を叩きつける強い雨が突然降り出した。
夏にありがちな突然の大雨だろう。
きっとすぐに止むだろうが、お出かけ準備は一旦中止。
しょうがないので寝る前にやろうと思っていた雑誌のアンケートを引っ張り出してきた。
質問数が多く後回しにしていたアンケートだったのだが、意外とさくさくと回答が進む。あと数問で終わるな、と思い窓の外へ視線を向けるが、相変わらず雨は降り続いていた。
止むのが先か、アンケートが埋まるのが先か。
　