後日談：その後、ラジオ ページ16
後日談、ラジオにて
SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル！
「こんばんは、田中樹です」
「こんばんは、AAです」
「最近、といえば、Aのインタビューがめちゃくちゃ話題になってましたね」
「まさかあんなに話題になるとは。そもそも俺SixTONES入るまでアイドル雑誌にもろくに出てないんだよね。だからあんなに喋ったの数えるくらいしかない」
「マジ？あー。だから始めの頃雑誌仕事のたびにめちゃくちゃ緊張してたのって、そういう？」
「そ。逆にコンサートは慣れてるけど写真撮られるのとか色々聞かれるのとか慣れてなくて。あと、今はだいぶマシになりましたけど、俺、自分のこと出すの下手くそだったじゃん？」
「雑誌よりコンサートの方が慣れてるとか普通じゃないですよ、みなさん。
あの頃のAは、下手くそっつーか、自分の中で押し留めてた感じじゃない？リスナーのみんな驚いてると思うよ。今のAからじゃ想像つかないでしょ」
「まあー、それでこそラジオに出会ってこうなれた、ってのもあるよね。でもその前にターニングポイントがあって。それがそのインタビューでも話に出た、俺と大我と優吾でのメシなのよ」
「あれ、結成して一年は経ってたよね？みんな聞いてよ！！マジでこいつ本音言わねーから、むかついてさ！
多分俺が一番始めに気がついたんだけど、こいつ頭はいいからさ、問い詰めてもうまくかわされて。そして余計むかついた」
「マジごめん。今はめちゃくちゃ反省してる。長すぎた思春期だったの」
「大学生にもなって思春期とか長すぎんだろwwww」
「うるせー！！！(笑)あん時始めて俺の本音を打ち明けたんだけど、優吾がこっそりスマホで通話してて、その場にいなかった樹と北斗にも聞かれてたんだよね…恥ずかしかった……」
「三人でメシ行くって聞いて、絶対に何か起こるからこっそり電話しろって、高地に頼み込んだのよ。あいつこういうのやるの珍しいよね。多分それほどお前のこと心配してたんだと思うよ。お前、メンバーの中で高地が一番付き合い長いっしょ？」
「うん、入所したての時、ちょー怖かった樹くんから逃げてたんだけど、毎回優吾に盾になってもらった」
「あっはwww懐かしwww」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 238人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：八郎 | 作成日時：2023年8月2日 21時
