水柱の妹は元花柱の継子でした 弍

柱合裁判 ページ10

実弥んは木箱を片手にドンッという大きな地響きを鳴らしながら座敷に移動した。









炭治郎「禰豆子ォ！！やめろーーーーっ！！！」









禰豆子さんの元へ駆け寄ろうとした炭治郎君は伊黒さんによって地面に押さえつけら肘で肺を圧迫しているため、息ができずに苦しそうだ









実弥「出て来い鬼ィィ！お前の大好きな人間の血だァ！！」







不死川さんは木箱を三度も刺し、蓋を乱暴に開けた。中からは着物姿の髪の長い口枷をつけた少女、禰豆子さんが出てきた。









しのぶ｢伊黒さん、強く押えすぎです。
少し力を弛めてください。炭治郎君が苦しそうです。｣







伊黒「動こうとするから押さえているだけだが？」







しのぶ「……竈門君、肺を圧迫されている状態で呼吸を使うと血管が破裂しますよ。」








天元「血管が破裂！！いいな響き派手で！！よし行け、破裂しろ！！」








悲鳴嶼「可哀想に……何と弱く哀れな子ども。南無阿弥陀仏……」









天元さんの言葉に呆れつつ、座敷の方を見ると禰豆子さんは顔を顰め、汗を流し、口枷を付けていながらも唾液を垂らしていた。









これはやばいなって思い私は汚らわしい雌豚？らしく伊黒さんに抱きついた……









その隙に炭治郎君は抜け出した……そして








炭治郎｢禰豆子！！｣









炭治郎君が叫ぶと禰豆子ちゃんは実弥んの血に見向きもしなくなりプイ！ってした。








だけどこれで解決だと言うことはなくて……

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