柱合裁判 ページ7
お館様「お早う皆、今日はとてもいい天気だね。空は青いのかな?顔ぶれが変わらずに、半年に一度の“柱合会議”を迎えられたこと、嬉しく思うよ」
炭治郎君は、お館様から目が離せず、ぽかんとしている。
その瞬間、頭を下げていない炭治郎に気づいた実弥んが、強引に頭を押さえつける。
実弥「お館様におかれましても、御壮健で何よりです。益々の御多幸を切にお祈り申し上げます」
お館様「ありがとう、実弥」
実弥「畏れながら、柱合会議前に この竈門 炭治郎なる鬼を連れた隊士について、ご説明いただきたく存じますが、よろしいでしょうか?」
お館様「そうだね、驚かせてすまなかった。炭治郎と禰豆子の事は、私が容認していた。そして、皆にも認めて欲しいと思っている」
悲鳴嶼「あぁ・・・たとえお館様の願いであっても、私は承知しかねる・・・」
天元「俺も派手に反対する。
鬼を連れた鬼殺隊員など、認められない」
蜜璃「私は全て、お館様の望むまま従います」
無一郎「僕はどちらでも・・・すぐに忘れるので」
炭治郎「・・・」
伊黒「信用しない、信用しない。そもそも鬼は大嫌いだ」
煉獄「心より尊敬するお館様であるが、理解できないお考えだ!全力で反対する!!」
伊黒「鬼を滅殺してこその鬼殺隊。竈門・冨岡の処罰を願います」
ほぼ全員の猛反対。
館様は、予想していた様に口を開いた。
お館様「では、手紙を・・・」
ご息女「はい、こちらの手紙は、元柱である鱗滝 左近次様から頂いたものです。一部、抜粋して読み上げます」
“──炭治郎が、鬼の妹と共にあることをどうか御許し下さい”
“禰豆子は強靭な精神力で、人としての理性を保っています”
“飢餓状態であっても、人を喰わず、そのまま二年以上の歳月が経過致しました”
“俄(にわか)には信じ難い状況ですが、紛れもない事実です”
“もしも、禰豆子が人に襲いかかった場合は、竈門 炭治郎及び──・・・”
“鱗滝 左近次、冨岡 義勇が腹を斬ってお詫び致します”
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イナアレオリ - これは、主人公にはかなりシッョクこのままじゃ義勇兄やしのぶさんとも会えなくなって病気になってしまうのではないか? (2021年1月11日 20時) (レス) id: 1602b41523 (このIDを非表示/違反報告)
イナアレオリ - 4年ぶりの里帰り実家も様変わり娘がいなかった4年の間に家が、、様変わり何があった!この話の続きがますます気になって夜も眠れないです最新話と更新頑張ってください (2021年1月11日 10時) (レス) id: 1602b41523 (このIDを非表示/違反報告)
りた(プロフ) - イナアレオリさん» コメントありがとうイナアレオリさんいつも励みになってるよ(笑)今日も更新するから見てね(笑)ちなみに今日続編出しまーす(笑) (2021年1月10日 18時) (レス) id: 63094160e0 (このIDを非表示/違反報告)
イナアレオリ - 忙しい中、この作品を読んでいる私達の為にいつも最新話と更新頑張って描いて頂き有難うございます今回の最新話も凄く良い話でした続編頑張ってください (2021年1月10日 12時) (レス) id: 1602b41523 (このIDを非表示/違反報告)
りた(プロフ) - イナアレオリさん» 寝落ちしそうになりながら頑張って書いてます(笑)いつもありがと(笑) (2021年1月9日 22時) (レス) id: 63094160e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りた | 作成日時:2020年12月23日 22時