水柱の妹は元花柱の継子でした 弍

勝負の内容 ページ30

よくわからない争いをしている天元さんと伊黒さんは勝負をするみたいで...









伊黒・天元｢一ノ宮！！/A！！勝負内容を決めてくれ！｣









と言ったので少食の伊黒さんと大食らいの天元さんじゃ勝ち目は天元さんの圧勝だと目に見えている...









かと言って頭脳系だと極端に馬鹿な天元さんと天才肌の伊黒さん...







これまた勝ち目が目に見えてしまう...









あ、確かここは甘味屋じゃん...








甘味と言ったら私が好きな物の一つ...









中には苦手なものもあるけど...









そう思い私は...









｢勝負内容は1時間以内に私の1番好きな物を1つ持ってくることです。遅れた時点で失格です...｣









伊黒・天元｢わかった！！｣









なんかわからないけどそう言った瞬間2人は((だだだだだだだだだたー！！))効果音をたてて走っていった...









そして全く甘味屋に戻ってこず50分...









2人は何故か自信満々そうに帰ってきた...









そして約束の1時間が経ち...









｢では私の1番好きな物を持ってきてください、まず天元さん...｣









天元｢これはもうド派手に俺の圧勝だな！おい...こい胡蝶！｣









｢は？｣









天元さんに呼ばれきたのはしのぶだった...









｢は？なんでしのぶ...？｣









天元｢胡蝶とAはよく一緒にいるだろ？あとお互いに親友で大好きだって言っていた！もうお前の1番は胡蝶しかいないだろ！！これがド派手な俺の回答だァッ！！！｣








私はそんな天元さんに冷たい目を向け...









｢次伊黒さんお願いします...｣









私の呼び掛けに伊黒さんは...









伊黒｢承知した...こい冨岡...｣









｢は？...｣









なんで義勇兄なの...？確かにさしのぶも義勇兄のことも好きだよ？...でもこれ1番決められなくない？...









伊黒｢一ノ宮は俺たちが冨岡を貶した時ブチ切れ冨岡と手を繋ぎ帰って行った...冨岡と手を繋ぐなど俺たちからしたら罰ゲームでしかない...それを自ら行動した一ノ宮の1番好きな人物は兄である冨岡だろう！！｣









うん...義勇兄もしのぶも大好きだよ...？







でも...こんなことで呼ばれるのは可哀想すぎない？

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