水柱の妹は元花柱の継子でした 弍

伊黒さんの言葉 ページ29

天元さんの驚きの発言のあと伊黒さんが気づいたら真後ろにいて...









伊黒｢おい、宇髄俺は一ノ宮に話がある...貴様は屋敷にでも帰れ......｣









と言うから流石の天元さんも...









天元｢は...？お前何言って......？｣









と固まった......









後ろには無言で困り顔の蜜璃ちゃんまでいる...









さぁこの状況どうしよ...









まって...私どうも出来ない...











そんな私たちの空気を差し置いて伊黒さんは...









伊黒｢一ノ宮は俺とこれから話があるんだ...宇髄貴様がこの場に居ると邪魔だ...帰れ｣









天元｢はぁァ？...今日Aは俺の屋敷来る約束してるんだよ...お前にとって俺が邪魔だがどうのなんて派手にどうでもいいが...俺はAを今日連れていく｣











伊黒｢ダメだ...そもそも貴様にAは不釣り合いなんだ......それに貴様には既に3人も嫁がいるだろう...嫁達と戯れてろ...｣










天元｢嫁達がAに会いたがってんだ...｣









なんか争ってる...









蜜璃ちゃんはきつく唇を噛んでいて...









蜜璃｢Aちゃん...｣









と小さく呟き...









蜜璃｢ごめんなさい！私がAちゃんに恋仲なんているとか勝手に言ったからあんな事なって！私否定しないとって思ったんだけど怖くて出来なくてごめんなさい！Aちゃんそのせいで酷いことあって！それなのに私伊黒さんが好きで告白までして...ほんとごめんなさい！伊黒さんに振り向いて貰えないのも承知で言わせて！今までごめんなさい！Aちゃんの事が好きなのも同じなの！だからお願い！これからも仲良くして欲しいわ！私はAちゃんと仲良くしたい！｣









蜜璃ちゃん伊黒さんと恋仲じゃなかったんだ...









ふとそんなことを思いながらも私は...









｢いいよ？仲直りしよ...？｣









蜜璃｢Aちゃん！！ありがとう！｣









そんな会話を蜜璃ちゃんとしていたら2人の空気はもっと悪くなっていた...








伊黒｢貴様...何を言っても無駄な様だな...それなら打ち負かすまでだ..｣








宇髄｢あぁ上等だァ...ド派手にかかってこい！｣








甘味屋は2人の戦場と化していました...

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