水柱の妹は元花柱の継子でした 弍

柱の集まり ページ3

柱合会議がはじまるため御館様と実弥ん以外の人が集まって話していたけれど……






私はさっきのショックが抜けきれずまだ頭が真っ白だ……






しのぶ｢………A？…｣






だけどしのぶに声をかけられてしのぶの方を見たら






冷たい目でこっちを見る








悲鳴嶼さん、煉獄さん、伊黒さん、蜜璃ちゃん、無一郎くん……





悲鳴嶼｢不倫なんてする人間は生まれてきたこと自体が可哀想だ……南無｣







煉獄｢仲間を裏切る行為！……むぅ……A少女がそんな奴だったとは！……許せん！｣






無一郎｢……不倫とか最低だね…｣






蜜璃｢浮気に不倫までして伊黒さんにも色目使うなんてキュンキュンしないわ！｣





伊黒｢何故あんな汚らわしい奴が鬼殺隊になど慣れたんだ……大体鬼殺隊にはﾈﾁﾈﾁ……｣






そんな皆が私を貶すなか、天元さんが……







天元｢おい、A！！そんな地味な顔似合わねぇぞ！！もっと派手な顔しろ！！｣






とよく分からない慰め方？をしてくれた……








｢は、はい？……｣








しのぶ｢宇髄さん……なんですかその慰め方……｣







しのぶは冷めた目で天元さんを見た……







天元｢胡蝶……なんだその塵見る目は…………？｣









なんか心がすごく重たくて真っ白だったのに二人の会話が可笑しくて私は……






｢ﾌﾟｯ!)ありがと、しのぶ、天元さん｣






吹いちゃった(笑)







ひとりじゃないって事が分かって少し安心した……









そして気づかなかったけれど……








真ん中に寝ている？ボロボロの男の子がいた……









｢しのぶ、あの子は？……｣








私の問いにしのぶは……







しのぶ｢あぁ……冨岡さんが隊律違反をしてまで庇った鬼を連れた少年、竈門炭治郎君です。今からこの子の裁判がはじまるんですよ……Aを貶す愚かな方達のせいで忘れていました……｣








そして隠が炭治郎君を起こした……






裁判がはじまる……

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