水柱の妹は元花柱の継子でした 弍

任務先で ページ18

任務先の鬼が出て大勢の人が行方不明になっている村に来ると伊黒さんが……









伊黒｢ここは三手に別れて探そう……柱と3人と隊士5人いるのだから1人か2人柱につけ｣









と伊黒さんは言った……








けれど……







隊士123｢恋柱様につきたいです！｣






と3人がいい……








伊黒｢…………｣








伊黒さんは黙った……









あの3人甘露寺さん大好きだもんね……







そう思いながら見ていたら……








悠奈｢私蛇柱様について行くからお兄ちゃんAさんと行動しな？鬼が出なければAさんと逢い引きだよ！｣








そんな事を言った悠奈ちゃんに悠馬君は……









悠馬｢っ？！……///｣









何故か顔を赤くして黙ってしまった……








そして何故か伊黒さんが……









伊黒｢…………お前ら2人は甘露寺について行け……一ノ宮お前は俺と2人だ……｣








悠奈・悠馬｢え？｣









｢は？｣









この発言に甘露寺さんでさえ驚いた顔をし、









蜜璃｢伊黒さん……？三手に別れないと……？｣









と焦っていた……









そんな甘露寺さんに伊黒さんは……









伊黒｢甘露寺……俺たちは逢い引きをしに来たのではないのだ……だがコイツらは2人だと逢い引きだと勘違いするだろう……それにふしだらな一ノ宮の餌食が増えてしまう…だとしたら俺と2人の方が問題無いはずだ……｣









そんな伊黒さんに悠馬くんと悠奈ちゃんは……








悠馬・悠奈｢Aさんは、ふしだらなんかじゃない！！｣






と怒っていて……






悠馬｢Aさんは俺と悠奈で守るので蛇柱様は恋仲である恋柱様と残りの3人の隊士達を守ってください｣








悠奈｢そうです！Aさんとのペアは私たちです！！｣







伊黒｢………それは駄目だ……なら一ノ宮は隊士3人とお前らは甘露寺と共に行動だ……俺は1人で行動する……｣






必死に守ってくれる悠馬君と悠奈ちゃんの思いは伊黒さんに砕かれた……








この隊士たちに若干の不安はあるけど逢い引きに来たわけじゃないのは確かだ……








｢了解です。それでは行きましょう。｣







その時後ろにいた3人の隊士たちがニヤついているのに気づけば良かった……

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