柱合裁判 ページ11
お館様「どうしたのかな?」
ご息女「鬼の女の子はそっぽ向きました。不死川様に三度刺されていましたが、目の前に血塗れの腕を突き出されても我慢して、噛まなかったです。」
お館様「ではこれで、禰豆子が人を襲わないことの証明ができたね。」
実弥「!!」
炭治郎「!!」
伊黒「何のつもりだ?一ノ宮……。」
「……。」
先程まで炭治郎君を押さえつけていた伊黒さんに私は抱きついていたわけだから……睨み合いが続いた……
こんなことがしたい訳ではないんだけど……
お館様「炭治郎、それでもまだ禰豆子のことを快く思わない者もいるだろう。」
お館様の言葉にはっとなり、その場に頭を下げて向き直る炭治郎君。
お館様「証明しなければならない。これから、炭治郎と禰豆子が鬼殺隊として戦えること、役に立てること。十二鬼月を倒しておいで。
そうしたら皆に認められる、炭治郎の言葉の重みが変わってくる。」
炭治郎「俺は……俺と禰豆子は鬼舞辻無惨を倒します!!俺と禰豆子が必ず!!悲しみの連鎖を断ち切る刃を振るう!!」
お館様「今の炭治郎にはできないから、まず十二鬼月を一人倒そうね。」
お館様「はい…///」
炭治郎君が恥ずかしそうに小さな声で返事をする。彼の言葉に蜜璃ちゃんや天元さん、しのぶ、それに悲鳴嶼さんまでもが笑ってる。
煉「うむ、いい心掛けだと思うぞ少年!」
お館様「鬼殺隊の柱達は、当然抜きん出た才能がある。血を吐くような鍛錬で自らを叩き、死線をくぐり、十二鬼月をも倒している。だからこそ柱は尊敬され優遇されるんだよ。炭治郎も口の聞き方には気をつけるように。」
炭治郎「は……はい。」
お館様「それから実弥、小芭内。あまり下の子に意地悪をしないこと、あと柱の皆もAに意地悪しないようにね……」
伊黒「……御意。」
実弥「御意……。」
私の事までお館様は気づいてくださった……
お館様「炭治郎の話はこれで終わり、下がっていいよ。そろそろ柱合会議を始めようか。」
そして柱合裁判がおわった……
炭治郎君はしのぶの蝶屋敷で預かられることになった……
そして……しのぶが……
しのぶ「あ、皆さんお戻りになる前に確認したい事があるので待ってください」
と言った……
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イナアレオリ - これは、主人公にはかなりシッョクこのままじゃ義勇兄やしのぶさんとも会えなくなって病気になってしまうのではないか? (2021年1月11日 20時) (レス) id: 1602b41523 (このIDを非表示/違反報告)
イナアレオリ - 4年ぶりの里帰り実家も様変わり娘がいなかった4年の間に家が、、様変わり何があった!この話の続きがますます気になって夜も眠れないです最新話と更新頑張ってください (2021年1月11日 10時) (レス) id: 1602b41523 (このIDを非表示/違反報告)
りた(プロフ) - イナアレオリさん» コメントありがとうイナアレオリさんいつも励みになってるよ(笑)今日も更新するから見てね(笑)ちなみに今日続編出しまーす(笑) (2021年1月10日 18時) (レス) id: 63094160e0 (このIDを非表示/違反報告)
イナアレオリ - 忙しい中、この作品を読んでいる私達の為にいつも最新話と更新頑張って描いて頂き有難うございます今回の最新話も凄く良い話でした続編頑張ってください (2021年1月10日 12時) (レス) id: 1602b41523 (このIDを非表示/違反報告)
りた(プロフ) - イナアレオリさん» 寝落ちしそうになりながら頑張って書いてます(笑)いつもありがと(笑) (2021年1月9日 22時) (レス) id: 63094160e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りた | 作成日時:2020年12月23日 22時