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あの笑顔 ページ17

『あ、善逸君後ろ、、』

「んー、なぁにマリンちゃぁん」

「そこ、どきなよ」

「ヒイッ、時透君?!」

善逸に冷たい視線を向ける

「僕のマリンに馴れ馴れしく抱き着いて、いい度胸だね。」

「ぎゃぁぁぁ!マリンちゃん助けてぇ!」

マリンの後ろに善逸が隠れる

「やめるんだ善逸!」

炭治郎が善逸をマリンの後ろから引きずり離す

「よぉマリン!俺と勝負だ!」

『えぇー、まぁいっか』

「マリンまだだめだよ危ない」

全く、、まだ治ってないんだから

「早く治せよー!」

『ありがとっ!』ニコッ
 
「(ほわほわ)」


「じゃあ俺達そろそろ帰ります!お邪魔しました!お大事に」

炭治郎が律儀にお辞儀をする

『ありがとうまたね!』ニコッ

炭治郎の顔が少し紅くなった気がした、、

「マリンちゃんまたねぇっ!」

「今度こそ勝負しろよっ」

『はーい!じゃあね!』

3人は部屋を出て行った



「じゃあそろそろ帰るね」

『えっ、、今日は一緒に寝てくれないの、?』

マリンが少し残念そうな顔で言う

「まぁ、今日はちょっと、、」

『そっか、、明日また宜しくね!』


おやすみ
とだけ言って部屋を出た







自分の屋敷に戻り、布団を被る


マリンは、、、恋仲って意味分かってるの?

普通さ、恋仲なら僕以外の男にあんなに仲良く接しないよね、

不死川さんと藤の家紋の家で泊まってた時も、体調が悪かったのは仕方無いけどさ、、
不死川さんと一緒に寝たり、治っても一緒に甘味処へ行って、、抱き締められても拒まない、、
それどころか不死川さんに笑顔を向けていた

なんでよ、、


蝶屋敷での入院中も、宇髄さんの肩に普通に乗ったり、伊黒さんと縁側で楽しそうに鏑丸と遊んでた。

不死川さんとおはぎを美味しそうに食べていた


善逸が抱き着いていた時も拒むどころか頭を優しく撫でて、、

炭治郎と伊之助もマリンの笑顔に惚れてたし、


なんでよ、、どうして、、、??


僕はただ恋仲という存在なだけでマリンの一番じゃないの?


マリンの誰にでも向けるあの優しくて暖かい笑顔、、

僕が大好きなマリンの笑顔、、


あの笑顔は、、僕だけのものじゃないの、、?


僕がこの笑顔を守って行きたい
 
マリンと恋仲になった夜、そう思った



でもさ、、、


誰にでも軽々しくあの笑顔向けるんだもん、


守るもなにもないよ、、



明日退院したら屋敷に呼んだけど、、


今マリンにいつも通り会える自信ないや、、

どうすれば→←優しい



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設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎 ,   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:ララ | 作成日時:2021年2月18日 16時

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