優しい ページ16
蝶屋敷での2日間は、退屈そうだと思ってたけど、無一郎が一緒に寝てくれたり、宇髄さんが肩車をしてくれたり、師範が機能回復訓練に付き合ってくれたり、伊黒さんが鏑丸と遊ばせてくれたり、甘露寺さんが話し相手になってくれたり、不死川さんがおはぎを買ってきてくれたり、悲鳴嶼さんがちょっと良く分からないけど謎にお経を唱えてくれたり、、、
明日退院した後に無一郎の屋敷に誘ってくれた
柱の人達は皆優しいなぁ、、
「アイツあの歳で柱とか派手に凄いな。肩車したけどあんな軽い身体でよく戦えるな。」
「マリンは不利な体格だが身体の身軽さを利用して自分なりに戦い方を工夫しているからな。さすが俺の継子だ。ムフフ」
「ったく冨岡、気持ち悪い笑い方だな。」
「(心外!!)」
「あいつが凄いのはお前のお陰じゃない。マリン自身の努力だろう。」
「(それは事実だが俺も少しは役に立っているだろう)」
「マリンちゃん凄く楽しそうに話してくれて私も凄く楽しかったわ!」
「笑顔がとても素敵ですね〜」
「年相応な所もあって可愛いなァ」
「下の者のために傷を負い、、幼いながらに素晴らしい子供だ、、南無阿弥陀仏、、」
「、、、」
「おっ、時透、派手に不機嫌そうだな。」
「きゃっ!若い2人同士で素敵!無一郎君もっと積極的にねっ!ガンバっ!」
(積極的に、、、か、、、)
(というか皆マリンに馴れ馴れしく接しないで、、)
柱の皆さんだけじゃなくて、炭治郎君達も来てくれたんだよ
「マリンさん!」
『炭治郎君!!』
「怪我の具合はどうですか?」
『うん、ほとんど完治!全然平気!』
自分のお腹をポンポンと叩いてみせる
「良かったぁ、、」
「マリンちゃぁぁぁん!!」
ギュッ
『うわっ!善逸君?!』
善逸君がいきなり抱き着いてくる
「んー、大好きぃマリンちゃん!」
『ありがとう!』
善逸の頭をよしよしと撫でていると後ろに、、
『あ、善逸君後ろ、、』
「んー、なぁにマリンちゃぁん」
「そこ、どきなよ」
「ヒイッ、時透君?!」
「僕のマリンに馴れ馴れしく抱き着いて、いい度胸だね。」
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作者名:ララ | 作成日時:2021年2月18日 16時