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素直になれない ページ9

無一郎 Side☆



小鉄に鍵を渡すよう迫っているとき、炭治郎が現れた。

まぁ、すぐ倒したけど。





そしたらマリンが止めに来た。
今日も可愛いな。



なんて考えていたら、小鉄と炭治郎の味方をした。





なんで同じ柱である僕の味方をしてくれないの。





嫉妬心から僕は縁壱零式を倒して踏みつけにしてやった。







―夜ー




そーいえば縁壱零式はどうなったんだろ。






すると、炭治郎が僕の部屋に来た。






炭治郎
「時透君!!
壊れた縁壱零式をマリンさんが直そうとして、雨の中壊れた部品を拾って濡れたまま夜まで直したらしいんだ。」





は?あんなバラバラになったもの、普通直そうとする??



「へぇ。」





じゃあ縁壱零式はマリンの部屋にあるのか。






取りに行こ。





マリンの部屋の前に来た。





「氷柱様に御用ですか?」





「そうだけど何??」






「氷柱様は濡れたまま朝から夜まで縁壱零式を直していたそうなので、今体調を崩されていて、、、 今は入らない方がいいかと、、」





「へぇ、そうなんだ。」




と、興味の無さそうな返事をしておいた

が、、、






体調崩したって僕のせいじゃん。
僕が壊したから。




申し訳無い、、、






隠が去った後、ふすまをチラリと開けた。





部屋の奥に敷かれた布団にマリンが横たわっている。
布団の近くには水と薬が置いてある。





近くにはビショビショの隊服が掛けられていた。

そして、元通りになった縁壱零式がある。







そっと布団に近づくと
顔を赤くして横たわっているマリンがいた。







僕のせいだ。





罪悪感が込み上げて来たがその場を離れる気は無い。




布団の横に座った。




氷柱が薄っすらと目を開けた。





『ん、、、 あれっ?
時透さん??』




とびっくりした様子で上半身を起こす。





「何で起きるの?寝てなよ。」





と、再びマリンを寝かせる。







『あの、、
何か御用ですか? 縁壱零式ならそこに、、』







「何で濡れたまま直してたの?風邪引くに決まってるじゃん。馬鹿なの?」






違う違う。こんなこと言いたい訳じゃない。
でも、心配で見に来た。僕のせいでごめん。



なんて言えない、、、





マリンが悲しそうな顔をしている。





こんな顔させたい訳じゃないのに、、、

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設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎 ,   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:ララ | 作成日時:2021年1月29日 21時

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