霞柱と氷柱 (ページ36)

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ハグページ36

ああああああああ

どうしてこんなことに、、、

善逸とマリンの手合わせで本当に善逸が勝ってしまったら、、、

いやマリンに限ってそんなことないとは思うけど、、、

それに恋とか鈍感そうだしなぁマリンは、、、

しかもさっき名前で呼んでくれなかったし、敬語を使われた、、

マリンは僕のことどう思ってるのかな、、？

知りたいけど知るのが怖い、、、

そんなことを考えているとマリンが伊之助の所へ行った

マリンは伊之助のこと気に入っているっぽい

僕の顔じゃ伊之助に敵わないのは分かってるけど、、、←いや無一郎可愛い!!!

伊之助はマリンのこと子分としか思っていませんように、、、

そうこうしている間に時が過ぎ、稽古の時間が終わった

ご飯は隠が用意してくれる

マリンと一緒に食べようと思いマリンを探す

またアイツか、、、

善逸と話していた

「マリンちゃぁぁぁん!!!!マリンちゃんに手合わせで勝つなんて出来ないよぉぉぉ!!」

『別に勝たなくて大丈夫だよ!!付き合わないだけだから!!』

うんうん付き合わなくていいよ

「ええええ!!なんでそんなこと言うのぉぉ!!マリンちゃん俺と付き合いたいんだよね？」

『善逸君が私に勝ったら付き合いたいな!!』

「無理だよぉぉぉぉ!!!!!」

『そんなこと言わずに!!頑張ってね!!』

「じゃあマリンちゃんハグしてくれたら頑張るよぉぉぉ!!!!」

ナニ言ってるんだろあの黄色頭

ところが、、、

次の瞬間、マリンがあろうことか善逸にハグをした

ｷﾞｭｯ
『じゃあ、頑張って!!』ﾆｺｯ

え？

「ギャーーーーーー!!!!本当にハグされちゃったよぉ!!!皆!!今の見た？！見たよね?!ウヒョーーーーー!!!!」

男の隊士が善逸をとても妬むような目で見ている

マリンは構わずスタスタと隠のもとへ歩いて行った

『後藤さん!!こんばんは!!』

「マリン様!!今日の夕餉はこちらになります!!」

『ありがとうございます!!美味しそ〜』

僕も夕餉をもらいマリンを探す

マリンは並べられた机に夕餉を置き、幸せそうに食べている

早く他の隊士に隣をとられないようにとマリンの隣に座る

『あっ、お疲れ様!!』

タメ口で話してくれた!!

「うん。お疲れ」

自然と口角が上がるのを必死に堪える

凄い勢いで食べてる、、、
食べるの好きなんだな、可愛い、、、

同時に周りの隊士が美味しそうに食べているマリンをぼーっと眺めていて気分が悪い