霞柱と氷柱 (ページ35)

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伊之助ページ35

時透さん、なんで下の名前で呼んで欲しいんだろう、、

まぁいいやどーでも

それより、、

伊之助君の素顔ナニアレ!!

ほぼ美少女だろ!!惚れたっ、、

鍛錬場に戻り隊士に色々と教える

「こ、氷柱様!!良かったら僕に打ち込み教えて頂けませんかｯｯｯ!!!」

男の隊士が寄ってくる

『いいよ！！早速打ち込みして!!』

「はっ、はいｯｯｯ!!!」

ﾊﾞｼｯ

『んーとね、刀を振り降ろす時に刀と体の軸が曲がってるから真っ直ぐに振り降ろせるようにゆっくりと刀を振ってみて!!刀と体は平行だよ!!』

「分かりました!!」

教えるのって難しいなぁ

師範の教え方を思い出す

やっぱり一緒にやるのが一番だよなぁ

『ちょっと失礼、』

隊士が刀を握る手の上から自分の手を重ねて刀を振り降ろす練習をする

　

隊士の顔が真っ赤なのが分かるがスルーしておく

他の男の視線の視線を感じる、

そして善逸君の視線も、、、

『そそ!!そんな感じ!!』

「あっ、ありがとうございます!!」

顔ゆでダコだな、、、

「マリンさんもこの打ち込み台でやってみて下さい!!」

よしっ!!後輩の期待に応えなければ!!←この隊士より年下www

ﾊﾞｼｯ

どーしよ、、まさか打ち込み台が一発で壊れるとは、、

「す、すごい、、、」

後ろに誰かの気配、、

『うわっ、時透さん!!ごめんなさい、、、
こんなつもりでは無かったんですけど、、』

「別にいいよこんなの。それよりさっきの約束はどうしたの？」

あ、名前呼びと敬語無し、忘れてた、、、

『あー、すみません、あっ、』

私馬鹿だぁ、、、

なんて言えばいいの？？

と考えていると、

「マリンちゃーん!!俺にも稽古つけてよぉ!!」

『あっ、うん!!』

うまくその場を離れることが出来た

善逸君ありがと!!

「マリンちゃんに稽古つけてもらえるなんて幸せ!!もう俺死んでもいい!!」

『それはダメだよ、、』

「あっ、マリンちゃん俺に死んで欲しくないんだね？！それ俺のこと好きだからだよね？！ウヒョーーーーー!!幸せ!!」

『うるさい！！もう稽古つけないよ！！』

「イヤーーーーー!!」

善逸君可愛い、、

『じゃあ私との手合わせ勝ったら恋仲になってあげる!!』

遊び半分で言ったつもりだった

「えっ？！本当に？！ウヒョーーーーー!!!
稽古頑張るーーーーー!!」

『ん、頑張って〜ﾆｺｯ』

これで稽古に励んでくれたらいいや

伊之助君の所行こおっと！