手合わせ ページ33
隊士に冷たくダメだしをしながら、マリンを探すと炭治郎と黄色頭と裸猪と楽しそうに話している
僕だってマリンと話したいのに
それにマリンはあの3人は名前で呼ぶのに僕のことは名前で呼んでくれない、、、
嫉妬心からちゃんと鍛錬しろと注意しに行こうとすると、マリンと裸猪がどうやら手合わせするらしい
面白そうだから見よう
裸猪は刀を2つ持っている
二刀流なのだろうか
まず裸猪がマリンへと勢いよく刀を当てようとするがマリンはさらりと交わす
裸猪は「なにっ?!」と驚いている
そんなのマリンに当たるわけ無いじゃん
「獣の呼吸 ニの牙 切り裂き」
裸猪がマリンに二刀で斬り下ろすがあっさり避けられる
というかなんだあの凄い刃こぼれした刀は、、
マリンは高く宙に舞い、
『氷の呼吸 壱の型 青藍氷水(せいらんひょうすい)』
青く透き通った氷がマリンを包む
裸猪はマリンを見失ったようでキョロキョロしている
後ろからマリンが静かに音無く宙から降りて来る
透き通った日輪刀にマリンのスカートから見える綺麗な足に鍛錬場にいた隊士全員が見惚れていた
僕も例外ではない
皆マリンのこと見ないでよ、、
鍛錬に集中したら、、、?
裸猪の後ろからマリンの日輪刀が裸猪の左肩にそっと置かれる
「なっ、何ィ?!」
「貴様、、中々やりやがるな、、俺の子分にしてやろう!!」
いや何言ってんだろ裸猪、、、
『それはどうもありがとう!』
いやマリンもズレている
「俺様は今日からお前の親分だからな!!」
『はい!!伊之助親分!!』
「こら伊之助!!マリンさんになんてこと言わせるんだ!!マリンさん、本当に凄かったd、、」
「キャーーーーーー!!マリンちゃん♡♡♡
その日輪刀も透き通っていてまるでマリンちゃんの心を表しているようだよほんとに!!そのスカートから覗く足もめっちゃ綺麗だし!!あー!俺には禰豆子ちゃんもマリンちゃんもいてし、あ、わ、せ♡キャー!!!」
『ありがとう善逸君!!』
「マリンちゃんには当然だよっキラーン」←キメ顔
「おい子分!!また俺と勝負しろよ!!」
『はぁい伊之助親分!!』
と、言ったかと思うとマリンが伊之助の猪頭を外した
裸猪、伊之助の素顔は美形だからマリンが惚れたら嫌だな、、
「おい子分!!何しやがる!!」
『綺麗、、、』
「あぁ!?」
『凄く綺麗な目だね!!まつ毛長いし髪色も綺麗!!』
マリンが伊之助の容姿を褒める
「ほわほわ、、、」
43人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ララ | 作成日時:2021年1月29日 21時