自分の気持ち ページ29
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「よく言ってくれたなァ」
不死川さんがマリンの頭をわしゃわしゃと撫でる。
伊「冨岡ともちゃんと話す必要があるな」
悲「今日の所は解散としよう。南無、、、」
結局解散となりそれぞれの屋敷に帰る。
不死川さんは
「冨岡のことは心配すんなァ」
と言ってマリンの頭に手をポンと置いて帰って行った。
他の柱は皆帰ったが僕とマリンだけが残っている
「マリン、良かったら明日から始まる柱稽古、僕の所で手伝ってくれない?」
気分転換にでもなれば と誘った
マリンはびっくりしたように顔を上げた
『私行っていいんですか、、?』
来て欲しいんだよ
「勿論。」
『ありがとうございます!!行かせて頂きます!!』
少し笑った
では、また明日!!
と言って隠におぶられて帰って行く。
不死川さんがマリンに触れた時、僕の中で悔しいような憎いような感情が湧いた。
刀鍛冶の里でも、小鉄が馴れ馴れしくマリンに接していたり、玄弥がマリンと接する時に赤面しているのを見たときに同じ感情になった。
そして、マリンが僕に笑ってくれた時、鼓動が速くなり、特別な感情になった
僕は自分の気持ちにようやく気付いた
マリンが好きなのだろう
と。
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作者名:ララ | 作成日時:2021年1月29日 21時