良い子 ページ20
無一郎 Side☆
朝食を終えて4人で廊下を歩いていると、体格の良い側面の刈られた男が歩いて来た。
玄弥というらしい。
噂に聞く不死川さんの弟。通りで顔が似てる。
炭治郎が話しかければ、話しかけるなと怒鳴る癖に、マリンと話している時は顔が真っ赤ではないか。
分かりやすいんだよ、
炭治郎が玄弥にマリンが好きなのかと言いかけたとき、玄弥が遮ってくれてまだ良かった。
それに、玄弥が素直にマリンを好きだと言ったら僕終わるし、、、
2人が一緒になったら僕どうなるんだろ、、、
玄弥の部屋に来てからも、小鉄は相変わらずマリンの膝の上にくっついて離れないし、玄弥はずっと顔を赤くしていた。
マリンは可愛くて、誰にでも平等に優しくて、本当に良い子だと思う。だから人を引き付けるのだろう。
マリンといる人は例外なく楽しそうだ。
それに比べて僕は無愛想だし性格も良くないから、、、
あああああああああ!!!!!!!
僕一体どうしちゃったんだろう、、、
さっきから頭の中がマリンだらけ!!!
こうしているうちに夜になった。
ふすまの向こうに誰かの気配、
「ヒィィィィ」
ふすまを開けて入って来たのは、
鬼だった、、、
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作者名:ララ | 作成日時:2021年1月29日 21時