ONE PIECE 4人の兄弟 4 (ページ45)

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｢助かった気になるなぁ！！｣
｢ここがお前達の処刑場だ！！｣

放たれた銃弾はAとエースの体をすり抜け、
ルフィには跳ね返され自滅、

ルフィに向かった刃はエースがルフィをしゃがませ、回避

エ｢弟なんだよ、手出し無用で頼む！！｣
『水槍』

持ち主はAが倒す

エース・A｢｢火拳・水拳！！！｣｣

エースが右、Aが左、前はルフィが一掃する

エ｢強くなったなぁルフィ！！｣
ル｢いつか、エースやAも超えてみせるさ！！｣

そんな微笑ましい会話に移るくらい影

ク｢アイス塊｣
ル｢わ！あいつ！！｣
エ｢じゃあまだ俺らが守ろう下がれルフィ｣
エース・A｢｢鏡火炎・水面鏡！！｣｣

炎の光を反射し分散する温度を集中させる水面鏡、

ジュワッ！！

音を立て氷が溶け水蒸気があがる

…みんなの士気が上がってる、
今が好機！このまま戦艦を奪い取り逃げる！！

『エース君！ルフィ君！早く皆様所にバキバキバキ！！！！ ……パドルシップ様！！？』
ス｢オヤジ！！みんな逃げてくれぇ！！この戦場俺達が請け負ったぁ！！｣
『…！！そのような事をしても罪滅ぼしにもなんにもなりませんのに！』
『心)止めなければ！！』

勢いよく走るパドルシップ…Aが止める前にひとりの男の力だけで止まった…

『親父様…！』

白｢子が親より先に死ぬなんて事がどれほどの親不孝か…てめぇにゃ分からねえのかスクアード！！つけ上がるなよ、お前の一刺しで揺らぐ俺の命じゃぁねェ…！！誰にも寿命ってもんがあらァ…｣

｢｢｢…！！！｣｣｣

白「ここでの目的は果たした…もう俺は、この場所に用はねぇ！！…ゲホ今から伝えるのは…！！最後の船長命令だ…よォく聞け………白ひげ海賊団！！｣

｢｢｢？！！｣｣｣

｢最後ってちょっと待てよオヤジ！！縁起でもねぇ！！｣
｢そんなもん聞きたくねぇよォ！！｣
｢一緒に新世界へ帰るんだろぉ！！？｣
エ｢親父…！！｣

どんな言葉を聞いてもこちらも見ず、海軍本部を見すえ、ドンと立つオヤジ

親父の大きなたくましい背中からは決別の覚悟…

白｢お前らと俺はここで別れる！！！全員！！！必ず生きて！！！無事新世界へ帰還しろ！！！｣
｢お、オヤジィ！！｣
｢ここで死ぬ気か！！｣
白｢俺ァ時代の残党だ…！！！新時代に俺の乗り込む船はねぇ…！！｣

親父は腕を振り上げ大気を殴ると海軍本部に亀裂が入る

白「行けェ！！！野郎どもぉお！！！｣