ONE PIECE 4人の兄弟 4 (ページ39)

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ルフィはジンベエに、Aは自分で包囲壁を超える、
ルフィの降り立った場所の目の前には三大将…

『っ…！』
ク｢あらら、とうとうここまで…お前にゃこのステージ早すぎるよ｣
サ｢堂々としちょるのう…ドラゴンの息子…｣
ボ｢怖いね～…この若さ…｣
ル｢エースは返して貰うぞぉ！！｣

Aは自分が溺れないために持っていた折れたマストをぶん投げる

氷にされたそれを蹴り壊しぶつけるも、自然系の3人の体をすり抜けるだけ…

でも、ルフィは攻撃が目当てではない…

ル｢ギア2！｣

自分の隠れ蓑だ…

ボ｢ん～、遅いねぇ～…｣
『水面鏡！！』

ルフィを蹴り飛ばそうとしたボルサリーノの足を断ち切る様に水面鏡を張る

『光はお水の中で屈折する…ルフィ君にお手は出させません！！』
ボ｢ん～、相性が悪い｣
セ｢やれ！｣

ギラリと光る刃がエースの首を今にもはねんとする

『エース君！！！』

叫んだ時、両側に立つ処刑人を何かが切り裂いた
『…クロコダイル様！！良かった…っ！？』

ほっとしたのもつかの間、
背後から突き出された拳を間一髪で交わす…

サ｢わしならどうじゃあ？A…｣
『相性が悪いよですよ……』
ク｢お前のじいさんは恩人だが…仕方ねぇよな
男一匹選んだ死の道｣
ル｢痛てぇ！！！畜生！！！｣

クザンの氷がルフィの肩を貫く…

『ルフィ君！！っう……！！』
サ｢余所見しちょる場合か…｣

掴まれた腕…、水の私はマグマによって蒸発させられる…
右手が跡形もなくなくなった

『…っ！』

焼け落ちる激痛に思わず蹲る
目の前には、ルフィに氷を突き立てようとするクザン

サ｢弟と逝くなら本望じゃろう兄もすぐに追いつくじゃろう｣
『…っ！殺させません！私が死んでも！！』
サ｢…苦しまないように逝かしちゃる｣

背中に迫る熱い熱い熱気を感じながら、
Aは残った左手を振りかざし、大量の水弾を飛ばす

ズドォォオオン！！！

マ｢俺の妹に何しやがる！！！｣
『…マルコ、様？』

大きな爆発音が聞こえたのはサカズキがマルコに蹴り飛ばされたからだと理解するのに数秒かかった

マ「A！手は！！？」
『大丈夫です、水なので何度でも再生出来ます…ちょっと時間はかかりますけど…それよりルフィ君は？』
マ｢お前のおかげで青キジが退いた…無事だよい！よく頑張った」

マルコの熱い手が頭にのる…

マ｢弟は先に行った、その腕治してから追えよぃ、俺も先にいく｣
『…はい』