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エ「A、俺決めたんだ」
『何を？』
エ「俺ティーチを追い掛ける」
『何故それを！？』
エ「ここに居ないのはティーチだけだ、Aあいつが犯人なんだろ！？」
『……うん…』
エ「俺今日皆んなが寝静まった時にここを出る」
『エース君、行っちゃ駄目』
エ「行かせてくれ」
『私だって本当はティーチ様を追い掛けて捕まえたい、でも我慢してる！』
エ「俺は我慢が出来ないんだ！！」
『絶対に駄目！やな予感しかしない！！』
エ「何だよやな予感て！！」
『分からない！！でもやな予感しかしないの！！お願いだから行かないで！！』
エ「俺が弱いって言うのか！！」
『違うそうじゃない！！私はただエース君が心配なの！！それにこの事を皆様にいったらきっと皆様だってエース君をとても心配する！！』
エ「だから心配するっていう事弱いって事だろ！！！？」
『何でそうなるの！！？グスっ……だったら勝手に行けばいいじゃないですか！？もう…エース様なんて家族じゃありません！！さようなら……！！』
エ「！！」
バタン！！！
エ「…………ごめんな……A、行かせてくれ…」
『うぅ…グスっ、何で……あんな事言っちゃったんだろ…』
サ「ん？Aどうした？」
『サッチ様、マルコ様それにイゾウ様……』
マ「何で泣いてるんだよぃ？」
『私、エース君に酷い事をしてしまいました……グスっ』
イ「一体何があったんだ？お嬢」
説明すると……
マ「エースがティーチを追いかけるって言ってそれをAが止めて喧嘩になったか」
『はい……』
サ「取り敢えず夜はあいつを見張っとくか」
『お願い致します……』
イ「あぁ……」
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作者名：道明寺 来夢 | 作者ホームページ：http:/ / 道明寺
作成日時：2019年12月13日 10時
