ONE PIECE 4人の兄弟 2 (ページ25)

今日:1 hit、昨日:6 hit、合計:45,818 hit

75 ページ25

エース君がブルージャムに宝の場所を教えこれで私達は逃げれる、そう思った瞬間だった

後ろからブルージャムの仲間が首に腕を回され
身動きがとれなくなってしまう

『きゃあ、離してください！？』

足をバタつかせて首に回された腕に掴み離そうと引っ張るが子どもの力では対抗出来ない

エ「何すんだ！今、場所は教えたじゃねぇか！！」
ブ「ウソという可能性もある、お前らもついて来い」
エ「フザけんな!!
そんな事やってる内に逃げ場がなくなる！」
『貴方様方がご勝手になさればよろしくないですか！？』
ブ「今のおれをこれ以上怒らせるな!!」

ブルージャムは銃口をエースに向けた

この間隠れ家で銃を向けられた時とは違う下手したら本当にエースに弾を撃ちかねない

『エース君から銃を離して下さい！』

腕を掴む力を強めて目を剥くと手を銃の形にしてブルージャムに向ける

ブ「なんだ？それで脅してんのか？弾がでるわけでもあるめェ」
『なら試してみます？』
ブ「フフフ、そんなんでやれるならやってみやがれっ！」

躊躇ちゅうちょすることなく水の弾丸をブルージャムの足元に撃ち込んだ

ブ「うっ！？｣
『鉄の弾は出ませんけど水の弾はだせます、水だからって甘く見ない方がいいですよ、威力は弾丸と同じですから』
ブ「フッ､おもしれぇガキだ…水の弾か、お前には宝の場所までついてきてもらおう」
『フザけないで！！誰が貴方様について……』

ブルージャムは私の言葉を遮って叫んだ

ブ「これ以上怒らせるんじゃねェって言ってんだろうが！俺は貴族共に復讐すると誓ったんだ！おめぇらの姉弟もそうだろうアイツらは己を特別な人間だと思ってやがる！その他の人間はゴミとしか見てねぇ！」
エ「サボはそんな事思ってねぇ！！」
『何もご存知してないで…っ、サボ君に好き勝手おっしゃらないで下さいよ！』
ブ「同じだ！お前らとつるんで優越感に浸ってただけだ！腹の中じゃ、お前らを見下して鼻をつまんで笑ってたのさ！」

その言葉を聞き逃すことは出来ず私とエースは声を揃えて叫んだ

エース&A「それ以上サボ(君)を悪く言うなッ(言わないで下さい)！！」