第5話ですよ ページ9
《リビングダイニングルームにて》
シャット「えぇ!?!?このピザ、クローズが作ったんですか!?!?」
クローズ「そうだぜ?まっ、俺もこれくらい簡単なんだけどなっ!」
ロック「どーせ、クローズの事だからほぼAに任せきりだったでしょ?」
クローズ「は!?ち、ち、ちげーよ!」
ロック「その反応は図星だね?」
貴「でもクローズの割には美味しくできたと思わない?」
シャット「そうですねぇ、生地がもちもちしてて美味しい!!もちもち、私のお肌みたいに..」
ロック「ちょw」
────
【夜ご飯も終わり、ロックの部屋にて】
《ロック目線》
貴「ロック、話って何かしら?」
ロック「夜ご飯作る時、クローズと2人だったんだね?」
貴「ええ、そうだけど」
ロック「A。もう少し危機感を持ってほしいんだね。」
貴「? クローズが発狂しないように?」
Aが言ってる意味は間違ってはない。
うん。天然こわい←
ロック「とりあえずさ、今日僕とあまり遊んでないから夜一緒に寝たいんだね。」
あっ、しまった。これ完全にA引いてるんだね...
貴「寝るくらい、いいわよ?ただ、私寝相悪いから...」
そんなの知ってる。寝相悪すぎてよくベッドから落ちることも、よくタンスに腕ぶつけることも。
それ言ったらもっと引かれると思うけど。
ロック「いいよ、たまにはくっつきたい...」
貴「...」
ロック「最近A不足なんだね。人の温もりを忘れかけているんだね」
貴「...結構まともな理由ね。」
貴「いいわよ、じゃあ先にわたしはお風呂に入ってくるから」
Aはそう言いながらそそくさ出ていった。
まさかOKしてくれるなんて夢にも思わなかった。今日の昼、僕はあんなことをしたのに。
でもAは僕の存在を認めてくれた。
そんなAが世界で一番大好きなんだね。
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作者名:れみ絵 | 作成日時:2017年4月5日 21時