第2話なんだね♪【※ロック目線】 ページ5
《ロック目線》
僕は自分の部屋で暇だなーと独り言を呟きながらゲームをしていた。
ん?誰かが僕の部屋に向かってきている気配がした。
...この足音はAだね♪
え、なんでわかるのかってぇ?
Aの足音は軽やかでクローズみたいにドスドス歩いてなくて、シャットみたいにシャキッとした歩き方じゃないからすぐわかった。
とりあえず普段通りにしていよ♪
貴「ロック。私よ。はいってもいいかしら」
とか言いつつ普通にドアを開けて入ってきた。
ロック「どーぞ。ってもう入ってきてるじゃん」
Aは綺麗な刺繍が入ったチャイナ服の裾を揺らしながら僕に近寄ってきた。
チャイナ服のスリットからちらりと覗く白い足が僕を誘惑してきた。
貴「つい癖でね。」
本人は無表情のつもりだろうけど、てへっ!!という顔をしていた♪
ロック「僕の部屋に来るなんて珍しいんだね。まさか襲われに来たとか?(妖笑)」
妖しく笑ってみた。半分冗談で半分本気。
貴「そうそう、要件はね、今日の夜ご飯の話よ。何か食べたいのはあるかしら?」
お?もしかして今日はAが夜ご飯を作るのかな?
最近シャットが夜ご飯作ってるんだよね。別に嫌いじゃないけどAの方が美味しく感じる
ロック「なんでも。Aが作るものは全部好きだね♪」
貴「フフ、それはどうも。最近、シャットばっかり夜ご飯作ってたからこれ以上迷惑かけれないしね。」
Aの笑い方は凄く独特。吐息混じりで色気がある笑い方。心地の良い笑い方。
ロック「あー、でもシャットの手料理も嫌いじゃないね。」
貴「ロック?作ってくれる人には敬意を表さないとだめよ?」
...A、シャットをかばってる?
なにそれ。
ロック「...ふん。」
つい、そっけない態度を取ってしまう
貴「本当に子供ね。それだけでふてくされるなんて。」
あー、ほらはじまった〜
Aのチビいじり。僕はAより年上のはずなんだけどな〜。
ここはすこし脅かしちゃおうかな♪
貴「まあいいわ。じゃあ私はやらなきゃいけないこともあるから、また後で。」
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今めっちゃいい所なのにー(棒)
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作者名:れみ絵 | 作成日時:2017年4月5日 21時