黒き高嶺の花【プリンセスプリキュア】【ディスダーク三銃士】 (ページ14)

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番外編【続き】ページ14

《ロック目線》

｢ハァ、ハァ｣と息切れしていた。走ってもないし｡息を我慢していた訳では無い｡

途中から僕はAの甘い香りに犯､されている気分だった。

なぜだろう。初めてのこの感じ｡

ロック｢...｣

無言で谷間に指をなぞらせ、肋骨辺りを甘噛みして、その度に小さく喘ぐAの姿をみてぞくぞくする｡

ああ、女を見て興奮するということはこういう事か、と｡

絶望を集める時よりも、クローズをいじる時よりも、背筋がぞくぞくしてこの感じがたまらない。

もっとしたい。もっと触れたい｡もっと感じたい。

惚れた女の普段見れないものを見るのは、僕の独占欲､執着心を掻き立てた｡

ロック｢A｡愛している、の言葉じゃ足りないけど。｣

自然と口が動いていた。

貴｢私も…ロックが大好き｡絶対に離れないで。もう寂しい思いをさせないで｣

ロック｢もう？｣

貴｢...あなたがよくシャットに構ってもらっているのを見て、独りになるのが怖くて、｣

貴｢クローズとずっといたの...｣

へぇ、Aからそんな言葉が聞けるなんて♪

ロック｢意外だね？僕並みに嫉妬心が強いなんて｡｣

ああ、もっと好きになりそう。

貴｢あなたほどでは無くてよ？私がここまで愛されてるとは思ってなくて...｣

ロック｢フッ、もう少し自分に自身を持てよ。｣

貴｢そうね、笑｣

そう微笑むと僕の頬に触れて、また微笑んで｡

貴｢...あれ、さっきの続き、しないの？｣

物欲しそうな目線を僕に向け言った。

ロック｢!! そんな大胆な君も素敵だね。｣

この日の夜はとても長かった。短くも感じた。

【翌日】

貴｢...もう｡腰が痛いじゃない...｣

そう呟くと腰をさすって困り顔でこちらを向いた

ロック｢すまないね、少し激しくしすぎたかな？｣

そんな会話を聞いていたシャットはめちゃくちゃ驚いていた。(多分察した)

クローズは何が何だかわからないようだ。

ま、こんな馬鹿にあの楽しさを教える訳にはいかないけど♪

《番外編 END》

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うわー！うわ、うわー！
こいつ、やべぇぞ！大人になったからって!!
うわー！ロック様ァ！

by作者