184話 さざ波の魔法使い ページ34
あなたside
優作「犯人はおそらくビーチサンダルを」
赤井「ビーチサンダルを買ったという北森靖絵さん」
あ「車に乗っていたのはあなたですね。」
有希子「え!?うそ!?」
優作「うん?そんなに意外か?」
有希子「あぁいや。浜辺にいた若い男と(人1)ちゃんが同じこと言ってて。」
北森「ちょっと待ってよ。なんでビーサン買っただけ出そうなちゃう分け!?私のこの格好見てみなさいよ。どっからどう見ても海水浴客でしょうが!」
あ「えぇ。確かにそうです。でも」
赤井「あんたがつけているそれが本当に水着ならね」
刑事「水着じゃないのかね。彼女のこの服」
赤井「えぇ多分。車から脱出したときはズボン化、スカートを履いていたが水面から顔を出したらそこは海水浴場そのまま海から上がれば車の同乗者だとばれてしまう。」
あ「だから彼女は履いていたズボン化、スカートを海中で脱いで首に巻いていたスカーフをパレオのように腰に巻いてtシャツの裾を縛って海水浴客を装ったんです。」
新一「でもさ、姉ちゃん!ほかの男二人がそうだったかもしれないじゃん!女の人はビーサンしか買ってないしさ!」
あ「ううん。正確に言えばビーチサンダルしか買えなかったんだよ」
新一「どうして?」
赤井「海に落ちた時財布が海水に浸り札が濡れてしまい小銭しか使えなかっただろうからな。だからぐっしょり濡れた靴も脱いでワンコインで買えるビーチサンダルを買った彼女が犯人だと思ったわけさ」
あ「見ての通り波打ち際でない限りこの砂浜は暑くて素足では歩けないでしょ。」
赤井「まぁ、濡れた札を強引に使う手もあるがそんな客海の家の店員に覚えられてしまうし、海の家でクレジットカードが使えるとも思えない。」
刑事「しかし女性なら濡れてもいいサンダルをもともと履いてたって可能性も」
あ「それはないです。車に乗っていたのは強盗犯なんですよ。」
赤井「しかも、強盗事件が起きたのも車が落ちる少し前で現在逃亡中だったのならわざわざ走りにくいサンダルに履き替えるとは考えにくい。ですよね。北森さん。どうせ偽名でしょうけど。」
そこまでなんてこの人すごい!!
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ハロ - あれ?ヒロインの初恋って昔助けれくれた降谷零じゃなかった?プールかどっかで…水平線上の陰謀で言ってた気が… (6月4日 13時) (レス) id: d10d627114 (このIDを非表示/違反報告)
友李(プロフ) - 零音さん» ありがとうございます! (2020年8月16日 1時) (レス) id: 579cdeba8a (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - 177話のフレンチフライズがフレンチスライスになってますよ (2020年7月27日 7時) (レス) id: fba8290d96 (このIDを非表示/違反報告)
友李(プロフ) - ぬこさん» 嬉しいです!めっちゃ嬉しいです!ありがとうございます!頑張ります! (2020年6月2日 0時) (レス) id: 579cdeba8a (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ - とても面白くてこの作品大好きです!これからも更新頑張ってください! (2020年6月1日 21時) (レス) id: 6c788cfea8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:友李 | 作成日時:2019年10月2日 16時