75話 水平線上の陰謀 ページ25
sideなし
美波子「動かないで!」
毛利「悪いがその銃は使えなくしておいたよ。」
美波子「え」
毛利「トイレタイムの間にあんたの部屋で見つけたんでな。」
海藤「はっ。は」
毛利「船長。あなたには後でゆっくりとお話を伺いますから。秋吉さん。俺の推理じゃ」
美波子「やめましょ。どうせ3人とも死ぬのよ。沈んでいく船の上でそんな推理無意味だわ。」
毛利「ふんっ。辞められるかよ。真相を解き明かすのが探偵のさがなんでね。恐らくあんたは日下の英人氏を含めた4人の殺害計画を知ったんだ。だが、その計画には無理があった。そこであんたは日下より先に英人氏を心臓発作に見せかけて殺害した。手製のスタングレネードを使ってな。」
美波子「ふんっ。」
毛利「英人氏が亡くなり日下は4人の殺害を3人に変えあんたをアリバイに使うことにした。それを知ったあんたは逆にその計画を利用し、自分の手で復讐する事にしたんだ。あんたはまず、日下とは別に爆弾を仕掛けた。自分で設計した船だ、どこに仕掛ければ致命的かはよーく知ってるだろ。そして今朝の10時日下からの電話を受けたあんたはやつがそのストーリーを読み出すと部屋を飛び出し入浴中の貴江社長を気絶させバスローブを羽織って社長になりすました。その後、忍び込んできた日下はバスローブ姿で立っているあんたを貴江社長と思いこみ。あんたはナイフを奪おうともみ合う振りをして予め血糊を仕込んであった自分の腹を刺し、目的を遂げたと思い込んだ日下が逃げ出したあと貴江社長を殺害したんだ。」
毛利「そして床に落ちた血糊を拭きウインドブレーカーを着て部屋から出た。あの時俺はてっきり顔を見られたくなくて背中を向けたんだと思った。だが、後で気づいたんだ、あれはもしかして女で無意識に胸を庇おうとしたんじゃないかってな。」
コナン「(そうか。それであの時)」
毛利「あんたはその足で地下のマリーナへ行った。すると丁度、日下の上に会長が馬乗りになって首を絞めいていた。あんたは2人に素早く駆け寄ると会長の両足を持って」
美波子「両足?」
毛利「えっ」
毛利(コナン)「そう。両足に触れないように背後に周りナイフを刺した。」
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明里香(プロフ) - 100話にも誤字がありました。「見とった用」ではなく、「見とったよう」です。 (2019年6月26日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 95話にも誤字がありました。「そうさすてもらう」ではなく、「そうさせてもらう」です。 (2019年6月26日 20時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 89話にも誤字がありました。「そうだっんですね」ではなく、「そうだったんですね」です。 (2019年6月26日 19時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 86話にも誤字がありました。「諸々しい」ではなく、「物々しい」です。 (2019年6月26日 19時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 同じく84話に誤字がありました。「公安察」ではなく、「公安警察」です。 (2019年6月26日 19時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:友李 | 作成日時:2019年5月20日 18時