テニスの王子様～青学のマネージャー～２ (ページ45)

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95話ページ45

あなたside

片手だと腕に負担がかかるからたかさんは。

両手なんだね。

乾｢アレで手首や肘への負担を減らしている。でも、それだけじゃアレは打てない｣

菊丸｢どーいうこと？｣

あ｢乾がデータを磨いていたようにたかさんはパワーを磨いてたんだよ｣

｢1ー0｣

よっし！！

｢2ー0｣

井上｢2ゲーム先取した。完全に青学ペースだ。｣

芝｢河村くんすごいは！｣

このまま青学ペースなら良いんだけど･･･

南｢このままはない？｣

あ｢このままであってもらいたいけどね。｣

どうしかけてくる？

樺地くん･･･いや。跡部くんかな。

うそ！？あの構えって！？

あ｢波動球｣

大石｢なぜだどういうことだ。｣

菊丸｢アイツが波動球打つなんて｣

南｢吸収しちゃうんだね｣

あ｢そ〜みたいだね。｣

乾｢ただのパワープレイヤーではないと。わかってはいたが。アイツは相手の技をみて吸収していく、つまり試合前のデータはなんのやくにもたたない。｣

｢2ー1｣

大石｢パワースピードそして器用さすべてを持っているプレイヤーだな。｣

乾｢あぁ。｣

大石の言うとうりだ。そして掛け声も正確なもの。

｢2ー2｣

あ｢追いつかれたか。｣

たかさん！

片手だけ！？

南｢返しちゃうなんて。｣

あ｢ダメだよ！たかさん！！｣

河村｢あ、｣

竜崎｢バカもん！片手の波動球は力を込めやすい分威力は増すが腕に負担がかかりすぎる。全くお前って奴は。これ以上続けたらもう二度とテニスが出来なくなるかもしれん。わかっているのか！？｣

河村｢え。すいません。心配をおかけして｣

竜崎｢波動球を打つ時は両手にしろ。どうしても片手にこだわるというならこっちにも考えがあるぞ。いいな？｣

考え？なんだろう

河村｢はい｣

菊丸｢たかさんも無謀なことするもんだ｣

大石｢でも先生が止めてくれて良かったよどうなることかと思った｣

越前｢さて、それはどうだろうかな｣

大石｢え？｣

あ、もしかしてたかさん。

あ｢たかさん！！｣

竜崎｢バカもんが。｣

ダメだよ。

そんなに打ったらもうテニス出来なくなっちゃうよ。