テニスの王子様～青学のマネージャー～２ (ページ41)

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91話ページ41

あなたside

審判｢アドバンテイジ氷帝｣

南｢やばいね。｣

あ｢うん。まさかここでひっくり返されるとは｣

乾の高速サーブは宍戸君にとったら止まっているようなものだもんね。

橘君に負けたことが大きく関係してるんだ。

どれだけの練習を彼らはしてきたんだろうか。

｢2ー0氷帝リード｣

河村｢いきなりブレイクされちまったか｣

菊丸｢ふー。厳しいにゃ｣

越前｢あのライジングでのカウンター厄介すね｣

不二｢どんな不利な状況でも一発で攻めに転じることが出来る究極のカウンターか｣

大石｢それに長身から繰り出される一撃必殺のスカッドサーブ強いぞ。2人の持ち味はそれぞれ海堂と乾に似ているが氷帝ペアは理想的なダブルス条件をみたしている｣

あ｢確かにそ〜だね。｣

桃｢なんすか？理想なコンビの条件って？｣

手塚｢見ててわからんか？｣

桃｢え？｣

大石｢信頼さ｣

桃｢信頼？｣

大石｢あぁ。彼らにはパワーやテクニックよりも、もっと強い信頼関係を感じる。それもそんぞそこらのダブルスペアとは比較にならないほどの｣

あ｢信頼関係かぁ。｣

確かにあんなに信頼関係が良ければやりやすいのかもしれない

菊丸｢ほんと～俺達ゴールデンペアなみだにゃ～｣

あ｢それはあるかもね｣

桃｢おらおら！海堂！！何しゅんっとしてやがる！次が控えてんだ早く蹴りつけちゃえよ！｣

あ｢ちょっと桃。｣

海堂｢ごちゃごちゃうるせぇーだよ！｣

ラケット。

あ｢海堂くん･･･｣

越前｢面白くなってきた｣

あ｢ん？｣

ねぇー。こんな感じに簡単に負けたりしないよね。