106話 ページ12
遊真と部屋を出る
「それにしても天然の破魔石は見れるししかも貰えるとか…本当に感謝しかない」
空閑「まぁ 俺には使い道なかったからな」
レプリカ「宝の持ち腐れと言うやつだ」
そんな言葉よく知ってんなぁ 笑
「それでもだよ 本当にありがとう」
空閑「いえいえ 喜んでもらえてよかった」
レプリカ「気にする事はない」
2人でふらふら歩いてると
銀露が起きたらしい
『天然破魔石なんてまだあったんだねぇ』
みたいだね
『お前あれを身に付ければ呪印以外のチカラも弱くなるんだよ?わかってるのかい?』
え?
『バカ娘』
おいこら
てかどういう事?呪印以外のチカラも吸い取られるってこと?
『そういう事だよ お前の血の効果も薄くなるだろうねぇ』
えぇ 困るなそれ
『どっちを取るのかはその小さい脳みそで考えな』
一言余計だな?
まぁ 暴走するのは絶対嫌だから決まってるけども
『今まで通りの無茶な戦闘をすれば即死だって有り得る よく考えるんだね』
そう言って消えた
まぁ そりゃそうだな
今まではフェンリルの血があるから
多少無茶な戦闘して例えば腕が取れても
時間かかるけどまた生えてくるしね
…鬼じゃん私()
空閑「鎖那さん どうかしたのか?」
「うぇ?」
うわ 変な声出た 笑
空閑「うぇ?日本の挨拶か?」
「違う違う 笑 びっくりして変な声出ただけ 笑笑」
空閑「ふむ 驚かせたかそれは申し訳ない」
遊真って本当に近界民なんだなぁ
ってたまに思う
「いや大丈夫 それより何か用だった?」
空閑「いや 難しい顔してたから」
あぁ 銀露と話してたからな
「別に大したことじゃないよ 大丈夫」
空閑「はい嘘」
はいでたぁ 笑
「嘘になるわけ?」
空閑「なるんじゃない?」
んー 説明するのは面倒臭いからなぁ
「手出して」
空閑「?」
よく分からんのに手を出すなよ 手を 笑
まぁ 出せって言ったのこっちだけども
ギュッ
遊真の手を握る
空閑「…さっきの嘘と何か関係あるの?」
「私が難しい顔してた元凶に会ってみてって話」
空閑「???」
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作者名:狂乱の紅姫 | 作成日時:2020年6月25日 22時