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時透 「すごく弱いね、よく鬼殺隊に入れたな。」




あれ?その箱…。



時透 「ん?その箱変な感じがする。」


なんだろう。妙な気配がする。


時透 「鬼の気配かな?何が入ってるの?」


箱の中身を確かめようと、それに手を伸ばすと

振り払われる。



竈門 「触るな。」


さっきよりは強い力だったから手がビリビリする。

もう一方の手を見ると、小さい子が消えていた。


竈門 「大丈夫?」


…とられた…。

はぁ。面倒臭いなぁ。


  「だっ誰にも鍵は渡さない。」


何度も同じこと言わせないでよ…。


  「拷問されたって絶対に、あれはもう次で壊れる。」

時透 「拷問の訓練受けてるの?」


君がそうさせてるんだけど。


時透 「大人だって殆ど耐えられないのに君は無理だよ。」


鍵を渡せばいいだけのことなのに。


時透 「度を超えて頭が悪い子みたいだね。

壊れるから何?また作ったら?

君がそうやってくだらないことをぐだぐだぐだぐだ言ってる間に何人死ぬと思っているわけ?」


早く強くならないと、救える命も救えなくなるんだよ。


時透 「柱の邪魔をするっていうのはそういうことだよ。」


僕は普通の隊士とは違う。


時透 「柱の時間と君たちの時間は全く価値が違う。

少し考えればわかるよね?
刀鍛治は戦えない、人の命を救えない、武器を作るしか能がないから。」


余計な手間取らせないでよ。


時透 「ほら、鍵。」


彼の方に手を出す。


時透 「自分の立場を弁えて行動しなよ、赤ん坊じゃないんだから。」


すると突然、手をはたかれる。

今度は何?


時透 「…何してるの?」


竈門 「こう、何かこう、すごく嫌、何だろう!

配慮かなぁ!?配慮が欠けていて残酷です!」


時透 「この程度が残酷?君…(竈門「正しいです。」




竈門 「あなたの言ってることは概ね正しいんだろうけど、間違ってないんだろうけど、刀鍛治は重要で大事な仕事です!

剣士とは別の凄い技術を持った人たちだ。
だって実際刀を打ってもらえなかったら俺たち何もできないですよね?

剣士と刀鍛治はお互いがお互いを必要としています!戦っているのはどちらも同じです!

俺たちはそれぞれの場所で日々戦って(時透「悪いけど、」


長い。急いでるのこっちは。


時透「くだらない話につき合ってる暇ないんだよね。」

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作者名:照山紅葉 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年11月1日 0時

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