好きになって【レイクレ】 (ページ4)

今日:8 hit、昨日:27 hit、合計:21,796 hit

３ページ4

▷

見慣れない天井

見慣れない景色

賑やかな声

私…何してたんだっけ

頭痛い

正直言うと
飲み屋に居たところまでしか覚えてない

べろべろに酔って…

それで__

“大丈夫？”

___ﾊﾞｯ！！

思い出して飛び起きた

確か男の人に助けてもらって、、

もしかして
ここまで運んできてくれたのだろうか…

て「やっと起きた」

　「…っ、あの、すみません！

すごい迷惑掛けちゃいました本当にすみません！」

て「気にせんといて」

あの時は酔ってて男の人がどんな顔か
はっきり分からなかったけど

すごくイケメンな人だ

こんなイケメンな人に
あんな醜態を晒していたかと思うと恥ずかしくて
一気に身体が熱くなった

と「おっ、起きたの？！

良かったぁ〜…具合大丈夫？」

ド「ホンマに可愛いやん！！」

ぺ「えっぐいな」

た「水飲みます？？」

興味津々で
私のところに集まってきた男の人達

全身赤色の人にニット帽を被っている人
眼鏡を掛けた人と鼻が高い人
そして私を助けてくれた男の人

周りを見渡せば
カメラやパソコンなどが置いていた

派手な人が多いし
何かの撮影現場…？

　「ごめんなさいっ、私迷惑ですよね…！

すぐ帰ります、ほんとすみません！」

て「まって」

　「…っ、」

立ち上がって帰ろうとした瞬間
ギュッと強い力で腕を掴まれた

ド「こんな時間に女の子帰らすなんて危ないし

なんかあっても困るから泊まってき」

　「えっ、そんな…申し訳ないです」

た「折角やし、俺らの撮影手伝ってくれへん！？」

　「撮影…ですか？」

そう言うと何やら準備を始めて
５人がソファーに座って挨拶を始めた

赤髪の人がドバ師匠、眼鏡の人がたかし
そして私を助けてくれた人がてっちゃん
鼻の高い人はともやん
ニット帽の人がペロ愛男爵って言うらしい

個性的な名前で活動してるんだな…と思いながら
言われた通り大量のお酒を冷蔵庫から出して
テーブルに並べた