No.13〜ゴキ○リが13匹〜 ページ13
ASide
恐らく今、俺の目に光は無いであろう。
相澤｢何と言うか...芸術的な家だな｣
A『...正直にボロ団地って言ってくださいよ』
バタバタと風に揺らぐ剥がれた屋根の壁を見る。するとボロ煉瓦に着いていた小さな看板が顔面に飛んで来た。間一髪で避けると、後ろから搾り取った様な声に鈍い音と叫び声が聞こえて来る。あ、すまんな通行人。
因みに母さんにはラインでこっそり告知した。まぁ痕が見えない様に俺の部屋にある紺色のカーディガンを来てもらっただけだけど。流石に最低限隠したいものは俺が被ってでも隠し通す。
ガチャリと鍵を開け、ドアノブに手をかける。
さぁ、後は自分の運に委ねよう！(白目)
A『ただいま母さん。先生連れて来たよ』
母｢まぁまぁまぁまぁこんなボロ団地まで...相澤さんでしたよね？Aの母の尾張紗耶香(さやか)です｣
相澤｢あぁ...相澤消太です。急に家まで押しかけてすみません。様子を見たら直ぐ帰るので｣
右手の平を向け遠慮がちにそう言う消太先生を家にあげる。すると早速消太先生は疑問気に問う。
相澤｢つかぬ事をお聞きしますが、何でカーディガンを羽織っているのですか？家の中は暖かいから必要ない筈じゃあ...？｣
母｢えっと...｣
A『けっ、怪我防止ですよ！良く窓ガラスが割れるんで！というか俺がグーパンで割っていくんで！！消太先生も窓ガラス自分で割っていくタイプですか！！？』
相澤｢割っていくタイプだぞ｣
え...ヤバ。(どの口が言う)
テーブルの傍に腰を降ろし、母さんが台所にお茶を入れにいく。すると消太先生は傍にあった母さんの｢死にたい｣などと殴り書きされたノートや、歩き周りながらその他私物などを見た後、｢いくつか問いたいことがある｣と言い座る。
まず一つ目、消太先生は先程言ったノートを指差しながら言う。
相澤｢アレはなんだ？｣
A『あ、あれはっ...』
言葉が詰まる。ヤバい。どうしよう。隠すのを忘れていた。ヤバいヤバい。えぇっ...
A『せっ、生理だったんですよ！俺生理不順で、時々しか来ないんでっ...ムカついて書いちゃったんです！情緒不安定過ぎますよね！あははっ...』
相澤｢...そうか。自分の未来の為にも早めに産婦人科医受信しとけよ｣
A『はい！』
セーフ！！！
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綾瀬凛利(プロフ) - ぱぁさん» コメントありがとうございます!oh、うれc...!!のろのろ亀さん更新になりますがよろしくお願いします! (1月5日 22時) (
レス) id: c6784028ea (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - eee！？好きっす！応援してます！更新無理無く頑張ってください！ (1月5日 10時) (レス) @page36 id: 7215328c99 (このIDを非表示/違反報告)
綾瀬凛利 - もぶさん» い、一年も経っている...コメントありがとうございます！返信がまじで遅れててすみません…ネタ系だいちゅき吹きました。ゴキブリは存在自体ネタになってほしい(？) (2023年4月6日 22時) (レス) id: 2ef77ec3a1 (このIDを非表示/違反報告)
もぶ - 放置プレイ!!!??全然余裕だぜ!!!!カモンヌッ!!!!!!......はは、無理しない程度に更新頑張って下さい!!ネタ(?)系だいちゅきなので!!!! (2022年5月26日 22時) (レス) @page36 id: 3fdbb0f866 (このIDを非表示/違反報告)
桧 - ゴキブリ信者・・・・ははっ☆喜んで！！← (2021年9月3日 10時) (レス) id: f7e0d06981 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾瀬凛利 x他1人 | 作者ホームページ：著作権は永久に不滅です！
作成日時：2020年8月9日 22時
