第231話 ページ34
〜
Noside
______魔王
…通称、
それは三傑や13冠を騒がせた " 就職試験 " であった。
Aが
そこで、" 誰を魔王の
「
三傑の一人、レディ・レヴィが最終試験である決闘を遠目で眺めてそう零す。魔王を支える役職なこともあり、試験官は現13冠と三傑の悪魔たちなのだ。
尤も、どちらかが倒れるまで終わらない決闘が13時間も長引き、依然決着がつかない状況にその試験官たちも疲れて数時間おきに交代で見ているわけだが。
なぜ13時間も決着がついていないのか、
なぜこの試験が
その理由は最終試験に残った
「粘るのも当然だよ。
なんせライバル同士、互いにずっと勝ったり負けたりを繰り返してるんだから。」
……イルマの矛、アスモデウス・アリス。
……イルマの盾、A。
数多くのSD志願者がいた中で、六次の最終試験まで残ったのはこの二人だったのだ。
学校生活をずっと共にしていただけあり、互いの技術や技量、その全てを把握している二人は決闘が始まった当初こそ、全力を出し切って相手を潰しにいった。
…が、幾度となく戦闘に身を投じて鍛えてきた二人はしぶとく、こうして13時間もの間休まず攻防が続いている。
「もう二人がSDでいいんじゃねぇのか?」
三傑、ベリアールがアスモデウスとAの決闘に欠伸を落とすが、サリバンがそれを否定した。
「仕事量的に一人で充分務まる役目なんだよね。
それに、彼らにも……________」
サリバンが続けて何かを言おうと口を開いた時、試験終了の鐘が決闘でクレーターだらけになった試験会場内に鳴り響いた。
サリバンは試験会場の中心、激しい戦闘を繰り広げていた二人へ一瞥を送りながら微笑む。
「彼らにも、そろそろ決着が必要だったしね。」
A
年齢:20〜21
性別:無し
身長:170
容姿:勝色の短髪は襟足が伸び結っている、柳色の瞳
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紫咄(プロフ) - ティアさん» コメントありがとうございます!面白く新鮮な話を書くのが作者の目標なのでとても嬉しいです✨これからも頑張ってまいります! (4月2日 0時) (レス) id: 0a579820f3 (このIDを非表示/違反報告)
ティア(プロフ) - 春休みなのでシリーズ最新まで一気見しました!!すっっっごく面白いし泣いてしまいました………続き楽しみに待ってます!!頑張ってください!!! (4月1日 7時) (レス) @page31 id: 9f0c7fadf2 (このIDを非表示/違反報告)
紫咄(プロフ) - 夕宙さん» ありがとうございます!シリーズ1からは嬉しいです…泣作者の書きたい放題に思案しながら書いているのでとても励みになります!これからも頑張ります! (3月9日 15時) (レス) id: 0a579820f3 (このIDを非表示/違反報告)
夕宙 - シリーズ1から読ませてもらってます。無性くんのキャラというか性格というか、とにかくキャラ設定やストーリー大好きです(語彙崩壊)。続きが気になる……!これからも頑張ってください!応援してます。 (3月9日 13時) (レス) @page21 id: 6731466818 (このIDを非表示/違反報告)
紫咄(プロフ) - 久遠さん» コメントありがとうございます!とても嬉しいお言葉✨作者もエイト先生は大好きです!これからも頑張ります! (3月5日 20時) (レス) id: 0a579820f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫咄 | 作成日時:2024年2月11日 21時