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第149話 ページ2





Noside






________は〜い!





「こちら教師寮見学会(ツアー)ご一行で〜す!」





………………。




____……………???




その時、ボク含め周りにいた教師達は全員、思考が宇宙を漂った。






××××××







貴方side



一部廊下のハンモックに、あちこちに散らばる私物や洗濯物。

気高き文化財であり、悪魔たちの憧れの居住区。
そんな立派な建物に全くそぐわない生活をしているなんて、誰も想像しえないだろう。


……………ボクを除いては。





『びっくりしたよ、いきなり来るものだから』





「あはは…
あれよあれよと見学会(ツアー)が組まれちゃって……」





突然教師寮へ訪問しに来たイルマくんとカルエゴ先生、それに悪周期を終えた案内人のダリ先生と一緒に、寮内を一緒に歩く。

他の先生達はというと、カルエゴ先生の " 精査 " という言葉に脱兎の如く自室へ飛んで行った。



 突然部屋見せてってそりゃ言われたら困るよなぁ…

 特にカルエゴ卿相手は



大人悪魔たちの日頃のダラしなさに見慣れているボクからすれば自業自得だとしか思いようがないのだが。

とりあえず一番片付けに苦労しそうなツムル先生に同情して、頭空っぽで案内に着いて行った。

何もかもが初見なイルマくんは、それはもう一つ一つに感想が湧き出ている。


まずはエレベーター。





「長いね……」





『…?そうかな?』





次に居住スペース。





「天井高い……ってあれ?
なんで廊下にハンモックが……?」





『部屋に戻るのが面倒なんだって、
朝たまにハンモックから落ちてる悪魔(ヒト)もいるよ。』





「痛そう…」





大浴場。





「この破壊アトは?」





カルエゴ先生の問いに、ダリ先生が笑いながらボクの肩に手を置く。





「いやぁ水中処刑玉砲が盛り上がっちゃったらしくて。

……………ね?」





『……………。


……………それより次の部屋行きましょうよ、』





冷や汗を伝わせながらダリ先生から視線を逸らしてそう言うと、渡りに船にもイルマくんが 見たい部屋がある、と言い出した。



 ありがとうイルマくん……



心の中でイルマくんへの感謝の嵐を向けつつ、行き先を尋ねると…





「ええと…Aくんの部屋が見てみたくて……」



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紫咄(プロフ) - あやさん» コメントありがとうございます!楽しみにしていただけてとても嬉しいです✨満足できるものが書けるようにこれからも頑張ってまいります! (2月7日 14時) (レス) id: 0a579820f3 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 更新お疲れ様です。こういった場でコメントするのは初めてなので不快な気持ちにさせる事があったらすみません🙇🏼 この小説の更新をいつも楽しみにしています。この作品に出会えてよかったです。これからも無理のないペースで更新頑張ってください😌 (2月7日 2時) (レス) id: ae6fd6e907 (このIDを非表示/違反報告)
紫咄(プロフ) - 珊瑚さん» ありがとうございます!嬉しいお言葉をいただくととても励みになります💪これからも自分のペースで頑張ります! (2月3日 22時) (レス) id: 0a579820f3 (このIDを非表示/違反報告)
珊瑚(プロフ) - 今回も更新ありがとうございます😭!続きが気になります💕無理せず更新頑張ってください! (2月3日 21時) (レス) @page46 id: 0e327a755d (このIDを非表示/違反報告)
紫咄(プロフ) - くろあんさん» コメントありがとうございます!すごく嬉しいです…泣これからも執筆頑張ります! (1月28日 1時) (レス) id: 0a579820f3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫咄 | 作成日時:2023年12月13日 18時

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